昨日朝、湘南ベルマーレユース・コーチの小湊先輩から携帯にメッセージが届いていた。
『 おはよう。タケオが関ったユースの選手達が会えるのを楽しみにしています! 』
嬉しいメッセージだ。
長野市で合宿中の湘南ベルマーレユースは、昨日の午後、市内グラウンドで練習試合を行う予定になっていた。
俺は、朝から新聞の取材があり、リオ・オリンピック日本代表の初戦を見て、その後、慌てて試合会場へ向った。
グラウンドに着くと、湘南ベルマーレユースの選手達がいた。
2人の高校生が俺に寄ってきた。
ユウトとユウワだった。
俺が、彼らを指導していたのは、今から8年前。
彼らは、まだ小学4年生だった。
8年も経てば、当時とは身体つきは全く違う。
しかし、彼らの目を見たら、直ぐに誰なのかが分かった。
その後、彼らと、当時、一緒にサッカーをしていた仲間の話で盛り上がった。
あの頃、指導していた教え子達が、今、何処でプレーしているのかを片っ端から聞いた。
いつになっても、教え子達がどうしているのかは、気になるものだ。
当時、ユウトとユウワは、ベルマーレジュニアに所属していた。
その後、ジュニアユース、ユースと、湘南ベルマーレで2度の昇格を経て、今、ユースチームで活躍している。
全ての選手達が昇格できる訳ではない。
各カテゴリー毎に選抜される。
厳しい世界だから2人はたいしたもんだと思う。
高校3年生の2人は、今後、大学へ進学し、更にプレーをしたいと言う。
その後、今回はユウワのみだったが、試合でプレーを見ることが出来た。
俺が指導をしていた時は、スピードを活かしたドリブルが特徴だった。
昨日見た試合の中で、かつての特徴から更にボールを止める技術や視野、判断がプラスされ、レベルアップしていた。
久々に教え子達に再会できて、彼らの成長した姿とプレーを見ることが出来た。
もう2人、ミツキとヒロカズと言う選手もいる。
現在その2人はトップチームの練習に参加していて、昨日は残念ながら会えなかった。
しかし、トップチームに参加していることは、喜ばしい話である。
ドイツサッカースクールのシモコーチも、共に小湊先輩に会うことが出来た。
こんな再会ができたのは、小湊先輩のおかげ。
彼が、俺に電話をしてくれなければ実現しなかった。
ユウト、ユウワ、頑張れよー!
ミツキとヒロカズもね。
長野市での思わぬ嬉しい再会だった。
コミさん、ありがとうございました。