【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
先日、結婚式で教え子 T に再会した。
T は、ベルマーレ時代の教え子。
私は、T をジュニアユースで担当した。
当時、彼は中学2年生。
まー、やんちゃな中学生。
わがままであり、簡単に言う事を聞くタイプではなかった。
しかし、何となくかわいい教え子だった。
その後、彼をユースでも担当した。
その時、彼は、高校三年生。
中学生は、思春期であり、反抗期でもある。
しかし、彼は、高校三年生になっても反抗期のような部分を持っていた。
当時、無断欠席があったり、コーチに暴言を吐いたり、悪態をとったりと。
まー、色々やらかすので、クラブの中でもブラックリストの最上位にいた。笑
当時、あまりにも酷い態度があり、練習場の最寄り駅だった伊勢原駅前で奉仕活動をさせることになった。
まー、ややこしい彼を一人で行かせるわけにもいかないので、私が、担当となり一緒に行った。
私と T は、駅前で一緒にゴミ拾いを始めた。
10分くらいすると、 T が私に言った。
『 西村コーチ、なんでこんなことやらなきゃいけないんすか? 』
日頃の言動が悪く、反省の意味を踏まえてクラブから奉仕活動をやらされているのに、この発言。
思わず言い返した。
『 それは、こっちのセリフだろ! 』
私は、サッカーが好きでサッカーコーチをしているのに、練習中に駅前でゴミ拾いをしていてグラウンドに行けないわけだ。
結婚式で、彼に、その話をすると。
『 マジっすか!? 俺、最悪っすね~ 』
『 本当にすみませんでした! 』
爆笑。
今までにやんちゃな教え子は沢山関わってきた。
その中でも、彼のやんちゃぶりは、トップランク。
とにかく手が掛かった。
しかし、いつも真正面からぶつかり接してきた。
T が不貞腐れようが、怒りだそうが、容赦せずに付き合ってきた。
それだけに、彼とは、沢山の思い出がある。
先日、結婚式で、成人した彼と、ビールを飲みながら昔話で盛り上がった。
当時は、本当に手が掛かった彼だったが、今では、立派に社会人として生きている。
そんな彼に再会でき一緒にビールを飲めたことが嬉しかった。
教え子は、いくつになっても教え子。
彼が、今後も社会で活躍することを願っている。
そして、次世代に社会で活躍する子供を、トゥラウムアカデミー、ドイツサッカースクールで育てたいと思う。