私は長野県出身。
子供の頃からスキーが好きで、冬になるとスキーをするのが当たり前の環境だった。
昨日は、天気も良く昼過ぎからスキーへ行った。
しかし、今年は暖冬で、長野市には全く雪が無い。
市内では冬遊びが全く出来ない状態だ。
毎年冬になると、子供達は、庭に自分たちの基地となる、かまくらを作り、滑り台を作ってソリ遊びが恒例だった。
しかし、今のところ全くその気配すら無い。
家から車で25分で行けるスキー場は、雪不足で未だにオープンできず。
日頃、スキーへ行くのに車で遠くまで走る気が全く無い私でも、しょうがないから雪を求めて標高の高いスキー場まで走ることに。
しかし、1500m近くまで上がってくると、雲行きが怪しくなってきた。
スキー場の駐車場へ着くと、辺りに、少しづつ霧が出始めていた。
息子に、早く滑ろう、と言いリフトへ。
リフトで山頂へ向う途中、霧でどんどん視界が悪くなった。
山頂へ着くと、霧で前が全く見えなくなった。
視野が確保できないので、滑りを楽しむというよりは、スキーで安全に滑り降りるだけ!となった。
リフトに3回乗っただけで、あまりのコンディションの悪さに、レストハウスで休憩。
しばし休憩して天候回復を待ったが、全く状況は変わらず。
スキー好きの息子も、帰ろう と言い出した。
私も諦めて片付け始めたが、わざわざ車で小一時間走ったのに、たったリフト3回で帰る!とは腹立たしく、息子と私は再度リフトに乗ることにした。
その後、気がつけば、視界の悪い中、リフトに12回も乗ることとなった。
私は、勝ち誇った気分だった。
私は、長野市に住むようになってから7回目のスキーシーズンとなる。
日頃、車で30分弱しか走らないで、スキーが出来る環境に慣れている。
いつでもスキーに行けるので、天気が悪ければ無理にスキーに行く事はなかった。
天気が悪ければスキーはやらない、また別の日に行こうという訳だ。
だから、昨日のように、車で小一時間走ったり、霧で周りが見えない中、スキーをすることは今までほとんど無かった。
今年は、今までに無い暖冬で、気軽にスキーもできない状況だ。
いつもの様に、いつもの冬が来て欲しいと願うばかり。
大寒波でも来て、ドカッと雪を降らせてくれないかと、今日も晴れ晴れとして空を眺めている。
地球温暖化対策の必要性を実感する今日この頃だ。