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自分だけじゃなく人の為に出来る事

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先日、ドイツサッカースクールで使用する会場施設の玄関で、子供たちの靴がそろえられていないことがあった。

 

俺は、子供たちに、『 おーい、玄関へ行けよ~! 』 と声を掛けた。
子供たちは、玄関に集まり、
『 あー、俺の靴、揃えられてる 』 と言う子。
『 やべ! 』 と言いながら、自分の靴を揃える子など様子は様々だった。

そんな中、最初から自分の靴を揃えて体育館へはいってきていたR君。
揃えられていない仲間の靴を、揃えだした。
俺は、その姿を見て、素晴らしいなと感心していた。
R君は、小学3年生だ。

 

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現代社会は、昔に比べてモラルが掛けてきている人が多い。
スーパーで身体障害者用の駐車スペースに、どう見ても健常者が駐車していることなど、日常茶飯事だ。
自分さえ良ければ、というマインドを持った人たちが増えてきているからだ。
自分の子どもさえ良ければ他はどうでも良い、という価値観を持っている親が増えてきているのも事実だ。
そのような価値観を持っている保護者のお子さんは、当然、親と同じ価値観を持っている。
親は、気が付いていなくても、子供は親の言動を見て真似をする。
子供は、親の鏡だ。

 

仲間の靴を揃えだしたR君を見て感心した。
そして、嬉しかった。
自分の利益だけでなく、大切だと思ったら利益がなかろうが行動できる子が増えたら嬉しい。
ドイツサッカースクールでは、モラルを持てる子供に育てるようにサポートしたいと思う。

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