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『こどもの骨折予防 : ①食事』 原田さんのちょっと小耳に入れたい話 vol.7-③

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【2020年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース新規生・体験練習会(現小学6年生対象)長野市サッカークラブ】

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時代の流れから、特に成長期の骨折を上手に予防できたら良いと思いますので、大きく3つのポイントに分けて考えてみたいと思います。

3つのポイントは健康の3要素 = ①食事 ➁運動 ③休養 です。

 

① 食事

骨と言えばカルシウム!

これはもう皆さん常識としてご存知と思います。

昔は骨折で入院した選手のお見舞いが乳製品のオンパレードだったことを思い出します。

牛乳は一番手軽にカルシウムを摂取できる食品ですが、骨折してから乳製品を摂るというのは、いわば泥縄です(泥棒を捕まえてから縛るための縄を綯うこと)。

なぜなら私たちの身体は、骨折したその瞬間から修復作業に取り掛かっているからです。

骨折した瞬間に直ぐに修復するための材料が常に使えるように、身体に貯えてある事が大事です。

つまり普段の食事からいつもバランスよく栄養を摂っていることがポイントです。

カルシウムを吸収させるためにはビタミンDやB群なども必要です。

乳製品ばかりでなく、骨ごと食べられる小魚類、豆製品、そして野菜(大根の葉、春菊などもカルシウムの含有量が多いと言われていますね)も積極的に摂りましょう。

もちろん骨の成分でもあるタンパク質も必要です。毎日の食卓からバランスよく、彩りよく食卓を整えて頂けると良いと思います。

何より骨量は若い時期から貯えておけるので、将来の骨粗鬆症に備えて成長期からしっかり食べて運動するようにしましょう。

間違ったダイエットでは体重を落とすだけでなく、必要な貯えまでも落としてしまいがちですので要注意です。

つづく。

 

ドイツサッカースクール・メディカルスタッフ
森林セルフケアステーション Zitterhouse
原田 純子

389-1303長野県上水内郡信濃町野尻3884-410
026-255-3817.
zutterhouse@outlook.jp

【経歴】
元浦和レッズ・ハートフルクラブ メディカルスタッフ
元三菱重工サッカー部 マネージャー
元公益財団法人 三菱養和会 メディカルスタッフ
元青山学院初等部 養護教諭

【資格】
保健師
看護師
養護教諭
高等学校教員(保健)
森林セルフケアコーディネーター(NPO法人日本森林療法協会)
森林セラピスト(NPO法人森林セラピーソサエティ)
森林ソムリエ(フィトセラピー協会)
メディカルハーブコーディネーター(日本メディカルハーブ協会)

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