【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
ちょっと前になるが、先日、急に集合することになった。
ケルン体育大学の学生寮で一緒に過ごした先輩&仲間。
集合する一週間前に、ケルン体育大学時代の学生寮の先輩・古俣さんと電話をしていて、ふと 『 寮のみんなで集りませんか? 』 となった。
『 いいね~ 』
ということで、言いだしっぺの私が旧友たちに急遽連絡を取ることに。
すると、あっという間に、新潟、名古屋、横浜、長野に住む仲間が集結。
みんな、帰国してからサッカーを通じて子供たちの育成活動に従事している。
最年長の古俣さん(アスルクラロ新潟)
続いてサトハルさん(名古屋グランパス)
そして、てっちゃん(伊勢原FCフォレスト、2019年4月新クラブ設立)
みんな、かなり多忙な生活をしています。
そんな忙しいさなか、私が言い出したのが1週間前でした。
よくもまー忙しいのに、スケジュールがピッタリ合ったものだと関心します。
この4人は、ケルン体育大学で一緒の時を過ごしました。
同じ釜の飯を食べる。
言葉の通り。
ケルン体育大学の学生寮で、この4人で寝食を共にした。
大学の学生寮のキッチンでは、私たちだけでなく、USA、ブラジル、トルコ、ギリシャ、韓国、ブラジル、ハンガリー、ブルガリア、チェコ、オーストリア、ポーランドなどなどからやってきていた学生達と、一緒に食事を作り、みんなで食べていた。
ドイツ国内、国外へ一緒にプロ、アマ、子どもを問わずフットボールを観に行った。
ドイツでは皆が貧乏学生だったので、ランチにおにぎりやサンドイッチを自分たちで作った。
そんな手作りの食料を持って、みんなでてっちゃんが持つ一台の車に乗り込み、色んな場所へ試合を見に出掛けた。
この4人で、オランダ・アムステルダムのヨーロッパチャンピオンズリーグ決勝を見に行った。
ヨーロッパでのメインイベントだったので、チケットが超高額なのは覚悟の上だった。
スタジアムのまわりでチケットを売っている人を見つけて、購入。
やった!、チャンピオンズリーグ決勝を生観戦できると胸が躍った。
そのチケットを持って、スタジアムへ入場しようと1人づつセンサーにチケットのバーコードをかざす。
そうすると、センサーのランプが赤に。
そのまま、あっけなくスタジアムの外へ出されてしまった。
私たちは、騙されて偽造チケットを購入していたらしい、と気づかされた。
所持金を全て注ぎ込んでチケットを購入したのに。
決勝のスタジアムへは、入れなかった。
みんな、所持金は既に無に等しい状態になっていた。
しぶしぶアムステルダムの繁華街へ行き、決勝中継をしているカフェに入る。
所持金がなかったので、ポケットに入っていた残りのコインで、4人分のジュースを買った。
買えたのは、たったの2本。
結局ジュース2本で、暑苦しい男衆がカフェに3時間居座った。
決勝会場のスタジアムを横目に、カフェにてチャンピオンズリーグ決勝を最後まで観戦。
入場不可の偽チケットに、各自数万円を支払った後の悲劇、だった。笑
高額を支払って試合を見られない?
そのショックはかなり大きかった。
しかし、今となっては笑い話で、忘れられない思い出です。
みんな、志を持ってケルンで生きていた。
そこで繋がった絆は、家族のようなものだ。
今でも、この仲間を兄弟のように思っている。
各々が別々に会うことはあるが、4人で集まったのは、テッちゃんの結婚式以来で十数年振り。
この4人に、私とサトハルさんのデュッセルドルフ時代の弟分・渡邉俊介(Viri Dari Deserta)と、当時、ミュンヘンまで訪ねて来た井口大輔(名古屋グランパス)も合流して賑やかな大宴会になった。
まー、エンドレスなドイツ話で長野行きの新幹線にギリギリ。
新幹線に飛び乗った直後にドアが閉まり、出発。
あと数秒遅れていたら、最終新幹線に乗り遅れるところだった。
みなさん、心から笑えた楽しい一時をありがとうございました。
志はいつも変わらず、みんないい歳を重ねているなと感心させられました。
そして、フットボールが繋ぐ育成活動はまだまだ続きます。
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