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ロシアの印象が変わった、良くなった

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今回、ロシアで大勢の現地ロシア人に接した。

 

ワールドカップ観戦に行ったので、スタジアムで、多くの案内ボランティアさん達に親切にしてもらった。。

移動にタクシーを使ったので、タクシー運転手の方々。
滞在したホテルのフロントなど、ホテルの方々。
食事へ行ったレストランの店員さん。

いろんな場所で、いろんなロシア人の方々にお世話になった。

 

ある大きなホテルで、私は、トイレへ行った。
トイレを探してウロウロしていたら、迷ってしまい、なぜか従業員、関係者の方々のみが通る通路へ入り込んでしまった。

たまたま、そこを通りかかったホテルの従業員さんが、私にロシア語で話しかけてきた。

私は、トイレを探している。

彼女は、ロシア語で返答してきたが、私は、ロシア語が分からない。
そしたら、彼女は、こちらへおいで、
というジェスチャーを手でしてみせた。
通路をあちこち曲がり、彼女の後をついて行くと、トイレに到着。

私は、覚えたてのロシア語で、彼女にスパシーバ! (ありがとう!) と伝えた。

彼女は、温かな笑顔。

お陰さまで、用足しを無事に終え安堵しました。

 

ロシアでは、英語が通じない人が多かった。
アメリカと対局している国だからなのか。
言葉が全く通じないので、ロシア人とコミュニケーションを取るのは、ジェスチャーと顔の表情。
長い海外生活で得た得意技です。
言葉が通じないからこそ、必死にこちらの思いを伝え、相手の思いを感じようとした。
ドイツへ行けば、言葉が通じるので、私にとっては簡単です。
しかし、ロシアでは言葉が通じない分、ロシア人とのコミュニケーションにはエネルギーを注いだ。

 

今回の旅で最も強く感じたのは、ロシア人は、温かい方が多いという事。

マフィア、秘密警察、ロシア軍、テロ、東西冷戦の歴史などを、テレビ等で見ていた。
自分が行ったことのない国だったからこそ、ロシアは、未知の世界だった。
しかし、現地に行ってみて、色んな方に接し、お世話になってみると、温かい、優しい、親切な方が多かった。
言葉が通じないからこそ、心で感じたことなのかもしれない。

 

知人から聞いた。

ロシアは、冬、寒さが厳しい。
厳寒で、厳しい生活をしている人々だから、みんなが助け合いながら生きる習慣がある。
だから、温かい人が多いですよ、と。

 

今回、多くのロシア人に温かくしてもらい、ロシア人に対して親近感が湧いた。
ロシアは、また機会があったら行ってみたいな、と思える国でした。

 

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