遂にスタジアム・スタンドへの入場ゲートに来た。
ここで、ID と チケットの確認作業がなされている。
こんなに厳重なゲート。
機械に ID を入れる。
次に観戦チケットを入れる。
緑のランプがつくと、鉄格子の柵が回転し入場できる。
私の番がやってきた。
私のチケットを機械に入れても、ランプは緑にならず赤。
えっ? なぜ???
すると、またロシア人の係員たちが集まってきて、またロシア語であーだのこーだの言いだした。
相変わらず、さっぱり分からない。
すると、
『 ついて来て! 』
というジェスチャーとなり、渋々係員の後ろをついて何処かへ連れて行かれる事になった。
入場ゲートを目の前にして、またか、、、
炎天下の中、あっちへ、こっちへと、歩かされた。
何処まで行くんだ?
行く先もわからず、警備員さんにただついて行くだけで、気の遠くなる時間。
やっと事務所のような場所へ着き、チケットについて、ロシア語で質問を受ける。
ロシア語、分かるわけないでしょ、 、、
私の知っているロシア語は、一言のみ。
『 スパシーバ 』
ありがとう。
今の状況は、全然スパシーバではない。
更に指で、
1回目か? 2回目か?
と聞かれていたようだったので、仕切りに、『 1回目の入場だ 』 と主張した。
頼むよ、ホントに、、、
と思っていると、チケットともう一枚別のカードを発券してくれた。
そのカードを持って、また係員に連れられて、来た道を戻る。
入場口へ着き、自分の観戦チケットと、新しく発券してもらったカードの二枚を重ねて一緒に機械に入れると、見事、 ランプは、赤から緑に。
『 やった! 』
苦労した分、ゲートがオープンした時は感激!
たかがスタジアムへの入場なのに、こんなに安堵した事は今までにない。
しかし、一瞬、やった!!!とは思ったが、思い直した。
なんで観戦チケットを持ってスタジアムへ入場できたら、『 やった! 』 なんだ???
と疑問が残った。
明らかにおかしいでしょ。
2か所のゲートで、2回もストップさせられた。
これだけサッカー観戦するスタジアムで入場に時間がかかったのは、人生初でした。
とにかく、トラブル続き。笑
まー、言葉の通じないロシアで、無事にスタジアムへ入場できて良かったです。
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