先日、たまたまバック屋さんに立ち寄って、面白い物を見つけた。
リュックサックタイプで、背中に接する面に、チャック付きのポケットがある。
最近はPCなどを持ち歩く為に、背中にハードで平らな加工がされているポケットはよく見かける。
しかし、今回見つけたのは、ハードなポケットではない。
普通、リュックサックは、背中に接する部分は何も入っていない方が良い。
背中に物が入っている部分が当ると、ゴツゴツしていて居心地が悪い。
しかし、このポケットは只者ではないポケット。
背負っている間は、そのポケットは人目に付かない。
更に肩に背負う肩紐部分にも、ポケットがあった。
そこには、カード類までも入れられるようになっていた。
かなり考えられている。
昔、ドイツに住んでいた頃、ヨーロッパのあちこちを旅した。
治安の悪い場所へも多々行った。
治安の悪い国、町へ行けば、スリなどは日常茶飯事だ。
だから、私は、スリなど危ない空気を感じると、リュックサックを背負わず、リュックが胸の前にくるように掛けていた。
背中に背負っていれば、見えない死角からリュックを狙われることがある。
バッ！とリュックごと持っていかれることもあるし、ナイフで肩紐を切られて持っていかれることもある。
自分の胸の前に持っているほうが、背負うよりもかなり安全だ。
海外旅行用のバックもどんどん進化していた。
隠しポケットがあれば、貴重品を守るには、とても良い。
海外では、安心安全確保は１００％と言って良い程なされていない。
自分の身は自分で守る。
私が長い海外生活で学んだこと。
今、海外だけでなく、日本でも同様に必要になってきている気がする。
と言うことで、貴重品の管理と、自分の身は、自分で守ることの重要性を、バックを見ていてあらためて考える時間になりました。
しかし、さすが海外旅行用のバックは良く考えられていて、感心しました。
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