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台風19号、長野で被災したY.S.C.C.横浜。J3リーグ第26節、AC長野パルセイロ vs Y.S.C.C.横浜

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私は、10/13(日)の J3リーグ第26節、AC長野パルセイロ vs Y.S.C.C.横浜 のNBS長野放送の中継解説予定だった。

教え子・河野諒祐(YSCC横浜)の試合解説を楽しみにしていた。

 

試合前日の10/12(土)。

日本列島に台風19号が接近していた。

ここ長野も午後から雨足が強くなり、台風上陸後、千曲川があちこちで増水、越水し始めた。

土曜日の夜の時点で、テレビ局のディレクターさんから電話があった。

翌日の試合は、中止になったと。

 

10/31 木曜日、台風で延期された代替試合の後、教え子・河野諒佑(Y.S.C.C.横浜)と長野で再会し、台風19号に直面した時の話を聞いた。

 

当初、リーグ開催は、10/13の日曜日。

通常、プロ選手たちは、試合の前日に現地入りし、前泊する。

しかし、前日の土曜日に台風が上陸し、交通網に影響が出る可能性があった。

YSCC横浜は、急遽2日前の金曜日の夜に長野入りをすることを決定。

バスでの長野入りを検討したが、台風19号の上陸を前に、バス会社が、長野行きを運航できず。

それによって、急遽、新幹線での移動に。

しかし、急な状況で新幹線に乗った選手は半数のみだったと言う。

残ったメンバーは、バスも無い。

その為、選手たちのマイカーに分乗し、選手自らが運転して長野入りした。

リョウスケも車移動組になっていた。

金曜日の夜中に長野のホテル着。

 

10/12(土)は朝から、チーム全員で長野市内のホテルで待機。

台風で一日雨。

そして、その夜、試合の中止決定。

 

10/13(日)、台風19号が通過後の長野市は、晴れ。

TVでは常時、災害ニュースが続いていた。

急遽、サッカーTV中継が特番に代わり、私は、午後テレビ局の中庭で生中継。

空を見上げれば、台風による被災が無ければ、サッカー日和の良い天気だった。

しかし、台風19号による長野市の被災、打撃は、大きすぎるほど大きかった。

 

特番生中継を終えて、リョウスケに連絡した。

すると、YSCC横浜の選手たちは、午後になってもホテルを出発できない状況にあった。

宿泊先の周辺も、浸水していた。

長野県内もあちこちで高速道路が通行止め。

もちろん、新幹線は、浸水の影響で運休。

その為、新幹線で長野入りした選手たちも、往路に使用した選手たちのマイカー、スタッフの車に乗り合いで帰ることになった。

車にぎゅうぎゅう詰めの状態で、長野から横浜へ帰るしか方法は無かった。

 

夕方の17時過ぎに、やっと出発できたと連絡があった。

長野市からは、普通に車移動であれば、長野市 → 関越 → 横浜 を走る。

しかし、この日は通行止めの影響で、そのルートを通ることは不可能だった。

その為、中央道の松本まわりで横浜へ向かった。

 

リョウスケから無事に帰宅しました、と連絡をもらったのは、日曜日の夜遅く。

YSCC横浜の選手、スタッフが、無事に横浜まで帰ることが出来てほっとした。

 

自然災害とはいえ、YSCC横浜の選手、スタッフの皆さんには、本当に申し訳ない思いで一杯になりました。

 

10月31日(木)の代替試合。

平日のナイトゲーム。

試合後、YSCC横浜のシュタルフ 悠紀監督インタビュー。

そこで、監督はAC長野パルセイロの 『 がんばろう長野 』Tシャツを着て、DAZN監督インタビューに出てくれた。

 

 

 

監督記者会見でも。

 

 

 

YSCC横浜は、台風19号の影響で、本当に大変な3日間を長野で過ごした。

そして、今週の代替試合も強行スケジュールの中、長野まで来てくれた。

 

 

そんな中、AC長野パルセイロのホームスタジアムで、被災した長野に対して思いやりのある行動を見せてくれた。

何よりも力強い励ましの行動だったと思います。

 

彼らの心温まる行動に、長野市民として、深く敬意を表するとともに感謝を申し上げます。

今後の YSCC横浜 のご活躍を心から願っています。

 

教え子・河野諒佑(Y.S.C.C.横浜)と長野で再会、J3リーグ第26節、AC長野パルセイロ vs Y.S.C.C.横浜

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