【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
9月4日に行われるルヴァンカップ準決勝にVARが導入される。
https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2019/09/04/kiji/20190904s00002179075000c.html
今季、Jリーグで大誤審と言われるシーンが何度もあった。
両チームの監督、選手、スタッフ総出でレフリーに対して抗議の嵐。
彼らは、プロとして勝つ為に人生をかけているし、サポーター、スポンサーなどをも背負っているのだから必死だ。
無理はない。
しかし、スタジアムで、ピッチで猛抗議する光景を見ていて、あまり楽しくないのは、私だけでしょうか?
サッカー界では、常にリスペクトの精神が訴えられている。
子供たちに、
レフリーを、
相手選手を、
関係者を、
リスペクトしましょう!
と言っている。
しかし、誤審があると、そのリスペクトの精神はどこかへ飛んでしまう。
誤審に対し執拗にレフリーに迫り、クレームを言い続ける選手、スタッフの映像をお茶の間で見れば、
・・・
になる。
彼らには、はやり、常に未来ある子供たちにとってのお手本であって欲しい。
それが、私の願いだ。
VARは、賛否両論ある。
プレーシーンの確認作業があるので、プレーが実際にあった瞬間から、かなり時間が空いてのジャッジになる。
主審がプレーを中断し、映像を見る。
その間、選手も、スタッフも、スタンドのサポーターも、待たされる。
お茶の間で観戦していれば、実況や解説、VTRで今何がなされているか説明されるので、まだ良い。
しかし、スタジアムでは、何が何だかわからない時もある。
その 『 間 』 は、普通の時間感覚よりも長く感じられる。
こんなデメリットはあるものの、映像確認から、より正確に近いジャッジが行われる。
VARのジャッジに、クレームが出ずらくなったのは、間違いない。
VARの映像を見れば、両チームの選手、監督、スタッフ、サポーターが、納得できるケースがほとんどだ。
VARは、既に世界大会で導入されている。
VARの導入には、まだまだ難問が多々あると思う。
資金。
スタジアム環境。
しかし、VARの導入で、試合内での選手、監督、スタッフが、レフリーのジャッジに対して猛抗議しているシーンが減るだろう。
そう思うと、早く導入して欲しくなる。
プレーする選手、指揮する監督、スタンドに集まるサポーター。
スタジアムでも、お茶の間でも。
みんながフットボールを心地よく楽しむために。