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大誤審続きのJリーグ、その原因は? J1リーグ、 横浜Fマリノス vs 浦和レッズ。VAR導入へ。

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土曜日のJ1リーグ、 横浜Fマリノス vs 浦和レッズ。

 

横浜Fマリノスの二点目が決まった。

レフリーは、横浜のゴールを認めた。

 

その後、浦和の選手が副審に駆け寄り、抗議。

かなりの時間が過ぎた後、ゴールは取り消されて、浦和のフリーキックとなった。

 

それでゲーム再開かと思ったが、その後も試合は始まらず、ただただ時間が流れた。

最終的に、主審が両チームの監督を呼び、話をした。

結果、再度判定が変わり、横浜のゴールとなった。

その後、浦和のスタッフ、選手は、猛抗議。

 

この間、どれくらいの時間が経ったのかわからないほど、かなり長い間ゲームは中断された。

試合途中の話は、いったい何だったのだ? と思った。

横浜Fマリノスは、ゴールを喜び、浦和レッズは、信じられないと言ったリアクション。

中継のDAZNは、そのシーンを何度もスローで放送した。

 

 

横浜の選手がシュート。

そのボールを浦和ディフェンダーが触って、オウンゴール? か、

横浜の選手が触って、ゴール? か、

なかなか判断の難しい映像だった。

 

 

しかし、今のDAZNのJ1中継では、かなりの数のカメラが使用されている。

その数は、J2とは大きく異なる。

以前Jリーグ中継を担当していたスカパーとも異なる。

だから、ゴールシーンがいろんな角度からのカメラで、スローで再生して見ることができる。

今回のゴールシーンも、DAZNで何回も、何回もいろんな角度からのスローが出された。

最後には、はっきりと横浜の選手が触ってゴールされていることが分かり、それは、オフサイドと判明できた。

とすれば、ゴールは取り消されなければならない、だろう。

 

 

サッカーでは、ジャッジの全ての責任、権限はレフリーにある。

昔は、それだけで良かった。

しかし、時代が進み、それだけでは、今、対応できないだろう。

現に、今回のケースでも、誤審が映像ではっきりと分かる。

 

 

先日の 湘南ベルマーレ 対 浦和レッズ でも同様に大誤審があった。

ゴールにボールが入り、ゴールネットにボールが当たったにも関わらず、レフリーはゴールを確認できておらず、そのままプレーが続行された。

 

 

 

 

 

VAR方式導入には、資金、設備、人員など、様々な難題があるだろう。

しかし、早急にこの問題を改善しないと、人間(レフリー)の目視だけでは、映像技術に勝てないのは明らかです。

現にレフリーの目線からは選手の陰になり見えないことはよくある話だ。

人間の目よりも、ゴール前を撮影する10数台ほどのカメラの方が、より確実に確認できてしまう。

今のDAZNのJリーグ中継技術であれば、誤審かどうかが、はっきりと映像で確認できるケースが多い。

 

 

DAZN中継の実況、解説、製作スタッフ、お茶の間の視聴者が誤審を分かっていて、レフリーのみが分かっていない。

こんな状況が生まれている。

これは、レフリーにとっては、本当に不憫な事だと私は思う。

 

 

今回の件でも、レフリー陣に、何かしらのペナルティーが課せられるだろう。

しかし、これは、レフリーの問題ではなく、試合を取り巻く環境の問題。

映像技術が発達していなかった昔であれば、レフリーの目視判定だけで良かった。

多少の誤審も、人間が見てジャッジしているからしょうがない、という共通理解もあった。

しかし、今は、中継技術の発達が素晴らしい。

映像技術の方が、目視よりも確実に判定できてしまうのだから。

 

 

VARに早く対応しないと、レフリーだけが、厳しい対応を迫られると思う。

VARが間に合わないなら、DAZNと組んでいるJリーグなりの、日本なりの独自の方法を考えたら良いのでは?

と思ってしまう。

それにより、救われるレフリーが増え、両チームの監督、選手も納得できるジャッジとなる。

もちろん、観客も同様に納得しての試合観戦を楽しめると思う。

 

 

この先、VAR導入まで長い時間がかかるとなると、更なる大誤審が生まれるかもしれない。

そんな危機感が生まれた試合でした。

 

 

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