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Jリーグ中継解説 ゲームの流れと一発のゴール

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昨日はDAZN中継解説でサンプロアルウィンへ。

スタジアムの駐車場に車を停めると、隣の車の中からこちらをジロジロ見ている人がいた。

車から降りると、隣の車の人も降り始めた。

そして

「 こんにちは! 」

 

 

満面の笑みで寄ってきたのは、今季AC長野パルセイロから松本山雅FCへ移籍したケンゴ選手。

突然の再会にビックリ!

移籍が決まったと連絡をしてくれて以来、何ヶ月ぶりだろう。

相変わらず元気なケンゴでした。

 

 

 

さて、ゲームについて。

控え室でメンバー表をもらい、驚いた。

セレッソ大阪は、メンバーを5人入れ替えた。

そして、松本山雅FCもペレイラ選手に変えて永井選手をスタートから起用。

セレッソ大阪のロティーナ監督は、相手を分析し、対策を練り、戦うタイプの監督。

システムを3バックから4バックにする可能性はあると思っていたが、5枚変えてくるとは予想していなかった。

特に、4バックに高卒ルーキーを起用し、2トップに大型の2枚、都倉選手とメンデス選手を並べた。

ロティーナ監督は、1トップ、2シャドウで3枚の松本山雅FCに対して、一枚多い4バックを選択。

 

それに対し、反町監督は1トップのペレイラ選手に変えて、永井選手を起用。

前線3枚で、セレッソ大阪を押さえ込むつもりだろう、と予想した。

ロティーナ監督が、松本山雅FC対策を前面に出し、反町監督もそれに対抗。

試合前から、両指揮官同士の戦術的駆け引きがあり、どのような展開になるのか楽しみだった。

 

 

 

前半当初から、松本山雅FCは、前線の3枚が上手くプレッシャーを掛けた。

そして、後ろのスライドも良く、守備に関して良い入りをした。

現に、セレッソ大阪は、なかなか攻撃の糸口を掴めなかった。

その為、セレッソ大阪は、トップの都倉選手をめがけてロングボールを配給した。

ほぼほぼ中盤を回避した攻撃だった。

しかし、松本山雅FCにとっては、それほど危ないシーンもなくゲームが進んでいた。

ボールは、セレッソ大阪が握っていたが、ある意味、松本山雅FCのペースであった。

実況室でゲームを見ながら、松本山雅FCは良い入りから、良いペースでゲームを進めていると見ていた。

 

しかし、前半21分のメンデス選手の一撃がポイントになった。

素晴らしいクロスとヘディングだったのだが、この先、この一撃の意味は大きかった。

この一発が、ゲームの流れを一気に変えた。

ペースをセレッソ大阪に引き込んだ。

 

 

松本山雅FCは、後半も含め良い時間帯をつくっていた。

しかし、決めることができず、相手に駄目押しの2点目を奪われた。

ゲームの流れの変化を大きく感じるゲームだった。

一発の意味合いの大きさが際立つ、そんな試合だった。

 

 

戦前、松本山雅FCは、この試合で勝ち点を狙える、と思っていた。

昨日は、残念な結果に終わったが、試合後の反町監督のインタビューでは、次に向けてポジティブだった。

今後も、J1での松本山雅FCを楽しみにしている。

 

 

 

 

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