昨日は、今季初めて、松本アルウィンへ。
J２リーグ、松本山雅FC vs モンテディオ山形 戦のDAZN中継解説のお仕事。
試合前に松本山雅FCのガンズくんがやってきた。
さすがガンズくん、まわりにいる人たち皆を笑顔にしていた。
私も、お茶目なガンズくんと一枚。
放送室でのリハーサルを終えて、ウォーミングアップを見にピッチレベルへ。
山形のコーチに、強烈に驚くほど背が高い人がいた。
コーチだけでなく、山形のスターティングメンバーにかなりの大きさを間近で感じて、それが、ゲームにも影響するかな、と感じていた。
試合は、ゲームスタートから松本山雅の圧力がすごかった。
山雅の山形ボールホルダーへのチャレンジが強く、アプローチスピードがあり、山形選手の時間とスペースを奪っていた。
山雅の攻撃陣は、前への守備だけでなく、自陣へ戻るプレスバックを献身的にやっていた。
だから、山形のボール保持者には、いつも山雅の選手たちが群がるように集まっていた。
山雅は、ボール際の闘いに勝ち、攻守の切り替えも早く、常に局面で数的優位を作っていた。
これらの動きがどのくらいの時間続くかな、と見ていたが、前半、終始、山雅は圧力を掛け続けた。
ドイツのアウトバーン（時速無制限）で、アクセルを踏み込み続けて走っている車のようだった。
前半、多く得た山雅のセットプレーでも、相手の高さを考え、色んなバリエーションを見せた。
変化の連続で、次は何をするのか？ と思わせてくれる程、興味を引く豊富な攻撃パターンだった。
山雅の前半の闘いは、圧巻だった。
見ていて一言 『 面白い！ 』 と思わせる内容だった。
後半は、今度、山形が主導権を握った。
木山監督が、メンバー交代、システムチェンジなどを使い、あの手、この手で、前半劣勢だったゲームの流れを変えていた。
特に、アンカーの本田選手にボールが集まりだし、中央へ、サイドへとボールを散らしだしたことが大きかった。
本田選手に山雅がアプローチすれば、簡単にパスで仲間に配給し、仲間にプレーさせるあたりは、さすが、長くＪ１でやってきた選手であった。
この週末は、急に気温が上昇していた。
だから、試合終了が近づくにつれて走力が落ちるかと思っていた。
しかし、両チームともに、最後までファイトしていた。
だからこそ、見応えのある試合だった。
あっという間に、時間が過ぎた試合だった。
試合が面白くて、夢中で、ピッチに見入っていた。
このような試合を見られるのは、地域にＪリーグのある幸せだな！と改めて思いました。
絶賛発売中！
菊池大介選手と遠藤航選手（共に浦和レッズ）との鼎談あり
『 ニシコーチの 子・育つサッカー ～泣き笑い個性満開スクールデイズ～ 』
予約注文 ： 全国の書店で予約もしくは注文できます。
又は、下記まで。
