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2017年の松本でのJ2リーグが終了

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昨日は、2017年のJ2リーグ最終節、松本山雅FC  vs 京都サンガFC のDAZN中継解説。

 

 

昨日は、アルウィンへ着くと、雪がパラパラと舞っていた。

 

 

肌を刺すような、冬を感じる冷たい風が吹いていた。

 

 

 

J2リーグ最終節に、J1昇格プレーオフを掛けての試合ということで、試合前からスタジアムのボルテージは上がっていた。
DAZNのミーティングで、指定席は、完売したと聞いた。
大一番を迎える為か、私自身も朝5時から目が覚めてしまった。
やはりスタジアムでも、試合前から緊張した空気感が漂っていた。

 

試合は、前半、松本山雅が良いゲームの入りを見せた。
この試合に掛ける想いというものがストレートに現れた、と思った。
その後、京都が前線からのハイプレスとボールを中心とした集中的な守備で、ゲームを自分たちのペースへ運んだ。
そして、京都が0-1と先制。
J1昇格プレーオフが掛かっている松本山雅には痛い失点だった。
しかし、失点した直後も、松本山雅の選手達は、更に前向きにプレーできていた。
普通なら少なからず失点のショックを見せるものだが、昨日の松本山雅の選手たちはそんなショックは微塵も見せず、強さすら感じた。

 

後半、ゲームは、松本ペースへと変わる。
幾度も京都ゴールに迫った。
高崎選手には、2度、決定的なシーンがあった。
そして、結果的にファールにはなったが、鈴木選手がゴールを奪ったシーンもあった。
後半、実況席からゲームを見ていて、松本山雅がゴールを奪うだろうという勢いを感じていた。
しかし、残念ながらゴールを割ることが出来ず、0-1でタイムアップ。
今季最多のお客さんが詰め掛け、大いに盛り上がっていたスタジアムだったが、長い笛が鳴った瞬間、静まり返った。

 

 

今季、松本山雅FCは、なかなか難しいシーズンを送った。
それは、反町監督のインタビューで頻繁に見聞きしていた。
そして、今日の信濃毎日朝刊で見た、飯田選手のコメントにも表れていた。
なかなか厳しい状況の中で、最終節までプレーオフ圏内争いをして、最終節までホームタウンを盛り上げた事は、素晴らしい事だと思う。
長いシーズンを闘った反町監督、選手達に、『 お疲れ様でした 』 と心からお伝えしたい。

 

 

 

中継終了後、普通、放送席から直ぐに下へ降りる。
しかし、昨日は、何となく、スタンドを眺めていた。
昨晩は、かなりの冷え込みだったが、試合終了後長く、多くのサポーターがスタジアム内に残っていた。
私自身、これで、今季の松本でのJリーグが終了したと思い、一抹の寂しさを感じていた。

 

 

 

来春まで、ここでのJリーグが無くなるのは、寂しいものだ。
そんな気にさせてくれるのは、ここでいつも感動、興奮、刺激をもらっているからだと思っている。

そんな素晴らしいJリーグを演出してくれる監督、選手、スタッフ、サポーターの皆さんに、心から感謝致します。

 

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