先日、ドイツ時代の大先輩に会った。
日本サッカー協会・技術委員の影山雅永氏(カゲさん)。
『 10階に来いよ 』 ということでJFAハウスの10階、日本サッカー協会技術部へ行ってきた。
カゲさんは、その時ちょうど日本サッカー協会が定期的に発行しているテクニカルニュースの原稿を書いていた。
『 何年振りっすか。
10年くらい前に湘南ベルマーレの事務所で会った以来っすよね 』
『 お前、何言ってんだよ。去年会っただろ 』
? ? ? 。。。
しばし空白の時間。
私はやっと思い出した。
昨年末、テレビ等でコメンテーターを務める田中ウルヴェ京さんが開催した忘年会でカゲさんに会っていた。
その他にも・・・
『 お前、松本アルウィンでも会っただろ 』
。。。
確かにそうだった。
2年前、Jリーグ 松本山雅FC vs ファジアーノ岡山 戦のスカパー中継で松本アルウィンへ行った時、当時ファジアーノ岡山の監督だったカゲさんに会った。
2回とも、すっかり忘れていた。
『 お前の記憶は、ヒデ~な! 』
会うなり先輩に言われたい放題となった。笑
カゲさんの仕事終了後、東京駅にあるバーで一緒にビールを飲んだ。
店先には、立ち飲み用のテーブルがあった。
『 カゲさん、ドイツみたいだから、外で呑みましょうよ! 』
俺と同様、ドイツでの生活を経験しているカゲさんは、同じ感覚を共有でき、久々に立ち呑みになった。
2人で、ビールのハーフ&ハーフを呑んだ。
普通のビールと黒ビールのミックスだ。
立ち呑みも、黒ビールも、ドイツ的で良かった。
場所は、東京駅の地下街だったが。笑
ビールを飲みだしてからは、フットボールの話で盛り上がった。
プレーモデル。
監督とは。
スペインとドイツ。
日本人とドイツ人。
指導について。
目的と手段、などなど。
俺の想うことを次々に伝え、カゲさんの話を聞く。
そこから更に突っ込んだ深い話へと展開していく。
ついつい話に夢中になってしまう。
カゲさんとの熱いフットボール談義は、あっと言う間に時間が過ぎてしまった。
カゲさんとは、ドイツ時代を一緒に過ごした仲だ。
私にとっては、大先輩。
ミュンヘンのオクトーバーフェスタでは、フェスタ名物の1リットルのジョッキでお互いビールを7杯も飲んだ。
ケルン体育大学横の天然芝のサッカー場で、一緒にミニゲームをした。
トルシエジャパンがドイツ遠征をした時には、カゲさんの車で練習を見に連れて行ってもらった。
久々に、ドイツの思い出が蘇った。
ドイツ時代から随分時間は経ったが、昔と変わらず気軽に付き合ってくれる。
ビールを飲み、フットボール談義をさせてもらい、最高の時間となった。
また、沢山の学びの時間となった。
フットボールは奥深い。
まだまだ、この先やるべき事がたくさんある。
カゲさん、またたくさんの刺激をありがとうございました。