昨日は、スカパー中継解説で松本アルウィンへ行ってきた。
ホーム・松本山雅FCは、キャプテン飯田選手と山本選手が出場停止、負傷者も多く、満身創痍の状態だった。
試合前、どちらがボールを握るか予想しにくいゲームだったが、前半序盤から松本がボールを握った。
シーズン序盤から取り組んでいることを、今、この時期の上位争いでも見せることが出来ていた。
やはり反町監督の手腕だ。
後半、岡山に退場者が出て数的優位となり、ゲームを優位に進めた。
そして、4試合連続無失点中の岡山から、ゴールを奪った。
工藤選手の絶妙なトラップ、そしてコースをきれいに狙ったシュートで先制。
数的優位だったこともあり、このゴールで勝ち点3を取ったと思ったが、最後にドラマが待っていた。
岡山のコーナーキックから、こぼれ玉を矢島選手に豪快に決められ、1-1の同点。
シャープで素晴らしい弾道のシュートだった。
松本としては、残念な引き分けだった。
逆に、岡山としては、最低限、上位松本相手に引き分けに持ち込むことが出来た。
試合後は、マッチデーハイライトの収録。
ゲストは、見事な同点ゴールを決めた岡山・矢島選手。
ゴールシーンについて聞くと、
『 何にも考えていなかった。感覚だけだった 』
と矢島選手は言った。
収録後、私は、矢島選手に『 ゴールになったショートは、技術の高い素晴らしいミートだった 』と伝えると、本当に嬉しそうな、さわやかな笑顔を見せてくれた。
今年のリオ・オリンピックにも出場した矢島選手、今後も注目していこう。
というスカパー解説でした。