【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
ドイツ・ミュンヘン時代の旧友に再会。
ドイツは、私たちのルーツ。
お互い若い頃、強い志を持ってドイツで生きてきた。
私にとって、彼は同志だった。
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでトップチームのスカウトをしている田村くん。
再会するのは何年ぶりか?
私が1860ミュンヘンでコーチをしていた時、田村くんは、同じくドイツ・ミュンヘンでサッカーコーチをしていた。
それもお隣のプロクラブ。
バイエルン・ミュンヘン。
今とは違い、あの当時は、ブンデスリーガに日本人選手はいなかった。
もちろん、ブンデスリーガのクラブでオフィシャルに働く日本人コーチもいなかった。
だから、私と田村くんは、例外の例外だった。
まだ、ドイツのサッカー界で、日本サッカー、日本人が認められる、ずっと前の時代だ。
だから初対面のドイツ人たちから、日本人? と聞かれる事は無かった。
いつも、アジア人というくくりだった。
田村くんは、バイエルン・ミュンヘンでユース部門のコーチをしていた。
シュバインシュタイガー、ラーム、ミュラー、フンメルスらが育成部門にいた頃です。
私も1860ミュンヘンのユースコーチとして、リーグ戦のミュンヘンダービーでバイエルンのミュラー、フンメルスらと対戦した。
彼らは、後にドイツ代表としてワールドカップで優勝を遂げた。
シュバインシュタイガーが中学生だった頃、ポチャポチャに太っていた、と田村くんは言った。
ミュラーは、小学生だった頃、本当に下手だった、とも。
『 ラームが子供の頃、ドイツ代表キャプテンにまで上り詰めるとは思っていなかったよ 』 と私が言うと、
『 まったく同感です 』 と彼も答えた。
あの時代を知っているからこそ、共有できる会話です。
久しぶりに田村くんに会い、お互いの近況を話し、聞いた。
しかし、話していると、自然にドイツ時代の話になっていた。
不思議なものだ。
昔はバイエルン・ミュンヘンで、今はマンチェスター・ユナイテッドでオフィシャルスタッフとして働く田村くん。
世界の5本指に入るビッククラブの2つのクラブで働く日本人は、選手、コーチ、スタッフ含めて彼だけだろう。
田村くんは、ずっと世界中のトップや育成の選手たちを見続けています。
ドイツ話で散々盛り上がった後、別れ際に田村くんに伝えた。
『 田村くんに見て欲しい選手が見つかったら、連絡するよ! 』
まー、相手はマンチェスター・ユナイテット。
かつてマンUに所属していた香川真司選手(元日本代表)を超えるプレーヤーでないと厳しいですが。笑
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