先週末、古巣の1860ミュンヘンがリーグの入替戦を戦った。
今季、古巣は、ドイツ・ブンデスリーガ2部で16位となり、3部の3位チームと入替戦になってしまった。
ホーム&アウェイで行われる入替戦の第1戦が先週末に行われた。
時差がある為、日本時間で夜中の1時キックオフ。
もちろん日本でのテレビ中継は、無い。
寝床に入り、スマホでネットをカチカチ見るしかない。
もちろん映像など無く、活字だけの試合速報だ。
すると、開始2分で0-1と失点。
えっ!?、自分は寝ぼけているのか?、と思ってスマホを見直すが、先制されたのは事実だった。
マジか!!
先週末のゲームは、2試合ある入替戦うちの1試合目だが、失点を受けた瞬間に古巣の降格が頭をよぎった。
随時入ってくる速報を見ながら、途中で寝入ってしまった。
気が付けば、朝。
慌ててネットを見る。
結果ページが開くまでの時間でも、緊張した。
スコアーは、1-1の引き分け。
1860ミュンヘンは負けなかった。
安堵した。
試合前、入れ替え戦の事が気になっていたので、久々にドイツのヴェーバーさんに電話をした。
ヴェーバーさんは、1860ミュンヘンOB。
私は、1860ミュンヘン在籍時代、公私共に大変お世話なった方である。
私にとって、ドイツ人の父のような存在。
ヴェーバーさんは、3年連続降格争いをし、今年も含めて2度目の入れ替え戦となった古巣に怒り心頭だった。
私が1860ミュンヘンに在籍していた当時は、ブンデスリーガ1部の中位から上位だったから、その怒りも無理は無い。
2試合のうち第1戦のアウェイで引き分けた。
水曜日、ミュンヘンでの第2戦に勝つ事が出来れば、ブンデスリーガ2部残留が決まる。
この大一番に向けて、1860ミュンヘンサポーター達の勢いが増し、既に56,000枚のチケットが売れていると言う。
2部と3部の入れ替え戦に、この数字は強烈だ。
日本であれば、日本代表戦並みの数だ。
それだけ1860ミュンヘンは、歴史のあるクラブで、クラブが苦しい時に、みんなで支えるメンタリティーがある。
是非、水曜日、ホームで残留を決めてほしい。
私の教え子であり、現在1860ミュンヘンのキャプテン、シュテファン・アイグナーにも奮闘して欲しい。
多分、数万人のサポーターと共に、1860ミュンヘンで育った多くの教え子たちがミュンヘンのアリアンツアレーナに集結するだろう。
心から、残留を願っている。
決戦は今週、水曜日。
1860ミュンヘンに、幸運を!
Auf gehts !