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オランダ人ステンリー・ブラードさんに会いに行った

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先日、名古屋へ行って来た。

 

オランダ人の友人でありサッカー指導者の大先輩、ステンリー・ブラードさんが連絡をくれた。
ステンリーさんは、Jリーグ・名古屋グランパスエイトのトップチームでコーチをしていたが、今季で退団することが決まりオランダへ帰国する日が決まったと言う。
私は、どうしてもステンリーさんが日本を離れる前に会いたかった。

幸運にも、帰国前にステンリーさんが時間をとってくれる事になった。

先輩の佐藤さんにもその旨を連絡すると、佐藤さんも急遽予定を合わせ来てくれた。
佐藤さんはドイツ時代の先輩で、オランダで私にステンリーさんを紹介してくれた方だ。
私が「 特急しなの 」で名古屋駅へ着くと、ステンリーさんと佐藤さんが改札で待っていてくれた。
彼らは、私の為に、わざわざ名古屋駅まで出てきてくれた。

ランチは、駅ビルの山本屋へ。
私は、名古屋名物・山本屋の味噌煮込みうどんが大好物だ。
オランダ人のステンリーさんも、赤味噌の味噌煮込みうどんを食べて、まず日本語で言った。
『 オイシィ 』
3人で味噌煮込みうどんを食べながら、久し振りにドイツ語で談笑。
サッカー、家族、日本食などなど色んな話で盛り上がった。
とても有意義なひと時だった。

 

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ステンリーさんは、オランダ人。
私と佐藤さんは、日本人。
この3人で会うと、いつも会話はドイツ語だ。
お互いドイツ人ではないので、たまに会話で苦労することもある。
しかし、いつもあーだのこーだのと遠回りをし、最後、お互いが納得する。
言葉は、コミュニケーションの大切な手段。
相手の思いを感じ、自分の思いを伝える。
言葉で上手くいかなければ、身振り手振りでコミュニケーションを取る。

 

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ステンリーさんは、別れ際、冗談交じりに言った。
『 タケオは、うどんを食べる為に長野から名古屋までやってきた 』
両手を広げたジェスチャーと呆れ顔で。
その後、更に付け加えた。
『 わざわざ会いに来てくれてありがとう。
また、いつかオランダか日本で会おう! 』と。

やはり別れは、何となく寂しさを感じるものだ。
ステンリーさんは、サッカーに熱く、知的で人に温かい。
魅力ある方だからこそ、必ずまた再会したいと強く思う。

ステンリーさんと私は、佐藤さんを通じて、サッカーを通じて、知り合う事ができた。
サッカーをやっていれば、必ずどこかで繋がる。
また何処かで必ず会える日がくる。
その日を楽しみにしている。

 

名古屋グランパス・スポーツダイレクターのステンリー・ブラードさん

 

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