【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
先日のドイツサッカースクールでの出来事。
体育館の床掃除用モップを片手に、ピースしながら登場した6年生の R 。
モップ掛けをするのは、ドイツサッカースクール終了後ですが、
この時は、まだスクールが始まる前。
体育館の壁に近寄っていき、
モップの棒で何かを始める。
2階の柵をよく見ると、シルバーのボールがあった。
モップの棒を使って、2階部分に掛かっている緑のネットを引っ張り、
降りてきた緑のネットを、ジャンプして手で引っ張る。
お見事!!!
二階のネットに引っかかっていたボールが落ちてきました。
このシーンのちょっと前。
2年生の I が私のところへやってきた。
『 ニシコーチ、ボールが上に乗っちゃった! 』
私はすかさず、
『 上級生に相談してごらん! 』
すると、I はモジモジしながら上級生のところに寄っていき、何やら頼んでいた。
そこに登場したのが6年生の R でした。
6年生の R は、2年生の頼みを聞いてあげた。
得意げに考えて、自慢の身長を活かして、見事にボールゲット。
大きな子が、小さな子を助ける。
助け合いの精神。
思いやりの心。
とても大切なことだと思います。
最後に、 I を呼び、
『 良かったね。R になんか言ったの? 』
と聞くと
『 ありがとう!って言ったよ! 』
小さな2年生の I も、きちんとお礼を言うことができました。
ここには、子供たちの素晴らしいコミュニケーションが生まれていた。
大っきな子 R と、その横に立つ小っちゃな子 I でした。
良い事した後の笑顔って、ホントに良いですね。
ハッピーになれた瞬間でした。
ドイツサッカースクールでは、子供たちの笑顔の為に、良いコミュニケーションを大切にしています。
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