【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
以前、トゥラウムアカデミー・ジュニアユースで、選手証の写真撮影をしていたときの事。
『 まだ写真を撮っていない人いるか~? 』
と選手たちに聞いた。
すると、何も答えず、リアクションしない選手たちがいた。
まわりにいる仲間を、キョロキョロ見渡していた。
その為、再度、聞いた。
しかし、相変わらず、キョロキョロまわりを見るばかりで、リアクションは何もない。
私は、把握していた。
数名が写真を撮っていないことを。
それは、全てその時、新入団の選手たちだった。
今、一年も経てばクラブ、環境になれている。
質問を受ければ、自分で答えられる。
しかし、当時は、新しいクラブ、環境へ来て間もなかった。
その場に慣れていなかった。
子供だから、無理はない。
しかし、その時に彼らに説いた。
『 人に質問されたら、どうしますか?
自分で意思表示ができていますか?
声に出して、自分の言葉で伝えられますか? 』
まわりをキョロキョロと見て、仲間の反応を見ていても、何の解決にもなりません。
質問に対しての答えを、自分で考えて、自分で答える。
人は人、自分は自分。
皆が集まる場所で、みんなの前で、自分の考えや意見を発言できる勇気を持ちましょう。
そうすれば、笑顔も、仲間も増えますから。
結局、サッカーは、自分で考えて、自分がすることです。
サッカーの技術、戦術のみならず、自分で判断し、相手に伝える技量も大切です。
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