【2020年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース新規生・体験練習会(現小学6年生対象)長野市サッカークラブ】
【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
先週末、リーグ戦最終節。
弊団体は、運営当番だった。
当日最終試合のハーフタイム、私は、運営当番をしていた弊団体のコーチと一緒に、本部のテントを片付け始めた。
テントは、簡易的なテントではなかった。
骨組みがしっかりしていて、屋根には、分厚い白いシートを掛けて縛るタイプ。
よく学校の運動会などで使用しているもの。
私たち2人だけでは、簡単に片付けられないタイプのテントに、試行錯誤していた。
すると、中学生たちが、すーっと寄ってきて、手伝い始めてくれた。
私は、彼らに声を掛けた。
『 助かるよ。ありがとな! 』
彼らのジャージを見ると、胸に TOYONO と書かれていた。
豊野中学校の生徒たちだった。
彼らは、10月の台風19号で被災した中学校の生徒たち。
中学校が被災してしまったので、サッカーどころか、授業すらできなかった子供たちです。
彼らは、誰かに言われて手伝い始めたのではない。
彼らの監督さんは、ちょうど試合の副審で、子供たちと一緒にはいなかった。
彼らは、自ら進んで手伝いを始めてくれた。
大勢の子供たちが手伝ってくれたので、あっという間に片付いた。
心温まる彼らの気付きと行動に感謝します。
そして、そんな彼らをリスペクトします。