【トゥラウムアカデミー/ドイツサッカースクール スタッフ募集のお知らせ】
長野市のサッカークラブ、トゥラウムアカデミー・ジュニアユースでのこと。
約1週間ぶりに Y に会った。
『 総合テストどうだったよ? 』
Y は、夏休み明けの第1回総合テストの結果が思っていたほど良くなかった。
だから、次の2回目のテストに向けて、約1週間ほどクラブの活動をお休みしていた。
ウチのクラブは、クラブとして、テスト休みを決めていない。
必要な選手は、テスト休みを取れば良い。
必要でない選手は、練習参加すれば良い。
だから、テスト休みを全く取らずにテストを迎える選手もいる。
サッカー好きな子供たちだからこそ、約1週間など、テスト休みを取り、サッカーから離れる選手は珍しい。
『 前回の総合テストよりは良かったと思います! 』
応える Y は、良い笑顔だった。
テストは終わったばかり。
まだ正確な結果はわからないと言うものの、自分なりに手応えはあったらしい。
Y の良い顔を見れば、わかる。
結果云々は、その後の事です。
本人が努力し、頑張り、自分なりに成果を感じられることは、良いことです。
前回のテスト後、Y は、かなり意気消沈し、悔しそうな表情をしていたので。
昨日の Y の笑顔は、1回目終了時とは全く違って、太陽みたいに晴れやかだった。
中学3年生たちは、今、皆、総合テストに向けて頑張っている。
弊団体の3年生たちも、夏休み明けの総合テストでは、今までの中間、期末テストより平均50点ほど下がった子がほとんど。
今後やってくる高校受験に向けては、自分が頑張るしかない。
それだけに、みんな奮起して頑張っている様子。
勉強も、サッカーに似ている。
テスト結果が悪いのは、試合に負けた時のようだ。
テスト結果で悔しいと思える選手は、そこから這い上がる。
サッカー界では、負けず嫌いな選手が、どんどん這い上がってくる。
練習を重ねて、上手くなろうとする。
学業も同じだろうなと、ウチの3年生たちを見ていて思った。
試合に負けたら、次に向かって努力すれば良い。
テスト結果が悪かったら、次に向かって頑張れば良い。
努力しただけ、道は開けるので。
サッカーも、勉強も同じですね。
練習後の帰り際、Y が後輩の1、2年生たちに話しているのを聞いた。
『 お前たち、今のうちにやっとけよ! 』
後輩に向けて、誰よりも説得力のある、愛ある温かい、先輩 Y の言葉だった。
思わず、私にも響いてきました。
3年生のみなさん、ぜひ、頑張ってください!
1&2年生は、コツコツ勉強しましょう!