U-20日本代表の影山雅永監督(カゲさん)。
丁度、カゲさんは、オフの日に、ぶらっと長野へやってきた。
『 俺、トレーニングっす 』
と伝えると、
『 おー、じゃー、顔出すわ! 』
『 マジっすか?!? ホントにいいっすか? 』
『 全然良いよ! 』
ドイツ・ケルン体育大学で一緒だった。
当時から大変お世話になっている。
私にとっては、親しき兄貴、ではあるものの、相手は、U-20日本代表監督。
一応遠慮しながらではあるが、私は、昔から図々しく、生意気な後輩だったのでちょっと言ってみた。
カゲさんは、新幹線を降りて、真っ直ぐ練習会場へやってきてくれた。
トレーニング最後のミニゲームを一緒に見てくれた。
選手の中で O は、私に寄って来て、 『 影山さんですよね?! 』
やはり、子供たちもサプライズに驚き、ザワザワしていた。
トレーニング終了後、中学生達を集めて、カゲさんを紹介した。
そして
『 質問あるひと~? 』
すると、
代表監督を前に
『 ・ ・ ・ シーン、、、、、 』
すると、カゲさんが、
『 Takeo 、俺にも喋らせてくれよ! 』
ユーモアも含めて、子供たちが和むように、色々と話してくれた。
そして、ミニゲームを見ての感想も。
『 みんな、もっとシュート打てよ! 』
と訓辞も頂いた。
ウチは、私がドイツ帰りであり、ドイツの特徴、長所のシュートを大事にしている。
シュートポイントは早いし、少々距離があっても、ガンガンシュートを打つ。
しかし、U-20代表監督が見たら
『 もっとシュートを打て!』
と。
ありがたい言葉だった。
その後、カゲさんが、
『 何か質問あるか? 』 と聞くと、
A が口火を切った。
日本では、大勢の前で、一番最初に口火を切るのは、なかなか難しい雰囲気がある。
だから、A はたいしたもんだ。
その後も、バンバン質問が出た。
U-20代表監督に向かって直接質問できるなんて、子供たちには、ラッキーな時間でした。
それも、自分たちの住む長野市で。
カゲさんは、年代別日本代表の監督。
私が関わった選手で年代別日本代表に入ったのは、
菊池 大介(柏レイソル)
古林 将太(湘南ベルマーレ)
遠藤 航(シントトロイデン、ベルギー)
齊藤 未月(湘南ベルマーレ)
石原 広教(アビスパ福岡)
など。
教え子はたくさんいても、ほんの一握りの選手しか辿り着けない場所。
それだけ、厳しく、険しい道。
しかし、カゲさんに会った子供たちが、代表を目指してくれたら嬉しい。
カゲさんが
『 代表に選ばれたい人? 』
と問うと、誰もが手を挙げたのだから。
そのような機会を与えてくれた兄貴に感謝です。
カゲさん、お忙しい中ありがとうございました。
またお願いします!笑
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