【トゥラウムアカデミー中学生のドイツ遠征・ご協賛のお願い!】
昨日のドイツサッカースクール。
スクールの終盤でのミニゲーム中。
ふと見ると、グラウンドに倒れている子がいた。
T でした。
複数のボールでゲームをしていた。
私は、ほかのボールを見ていて、どうしてその子が倒れたのかを見ていなかった。
倒れた子の辺りから、すぐさまボールが移動した。
そのボールに向かって、子供たちがまた走り出した。
走り出した子供たちの中に T に気付いた子がいた。
5年生の R です。
R は、倒れている T に寄って行き、声を掛けた。
ピッチの外からでは、何と声を掛けたのかは聞こえない。
しかし、倒れていた T が、R に手を上げて、何か話している。
T が、大丈夫だよ! と言っている様子だった。
R は、片手を T に差し伸べた。
しかし、T は、笑顔で大丈夫な様子を伝えていた。
すると今度は、R が T に両手を差し出して、立ち上がるサポートをした。
T は、それに応えて両手を挙げた。
R が T に向かって、よいしょっ! て感じで立たせていました。
その瞬間も、二人はニコニコして、良い笑顔でした。
プロの試合でも倒れている対戦相手に手を差し伸べる光景をよく目にする。
ヨーロッパでは、レフリーが選手にすることもある。
サッカーは、対戦相手があり、接触プレーの連続なので、ぶつかってグラウンドに倒れることは多々ある。
しかし、相手に対して手を差し伸べる光景は、見ていて気持ちが良い。
相手をリスペクトする気持ち、人としての思いやりを感じるから。
昨日の R の行動を見て、嬉しかった。
優しい子だな、と思った。
相手を思いやる心を持っていた。
二人は、別々の小学校へ通っている。
週に一回だけ、ドイツサッカースクール(長野市)で顔を合わせる。
しかし、R は、気さくに声を掛け、T に手を差し伸べた。
小学校間を超えたコミュニケーション。
二人共良い笑顔でした。
微笑ましいですね。
子供同士の思いやりある場面でした。
時間にすると、ほんの一瞬の出来事だった。
子供たちのミニゲームを見ながら、思わず笑顔になる私がいました。
おそらく、さりげない R の行動が、倒れた T にとっては、大きな一場面になったに違いありません。
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