【トゥラウムアカデミー中学生のドイツ遠征・ご協賛のお願い!】
先日のドイツサッカースクール。
スクールが始まる前に保護者からメールが来た。
『 スクールへ向かっていた息子が電車の中で寝過ごしてしまったので、スクールに遅れます。息子が、18時を過ぎても会場へ来なかったら連絡をください! 』
たまたま、その日、私は、現場にいなかったので、その旨スタッフへ連絡した。
すると、18時過ぎにスタッフから連絡が来た。
『 M 来ました。元気です 』
私は、その旨保護者さんにメールした。
保護者さんは、喜んでいた。
田舎の長野市は、首都圏と違って、便利に移動できる公共交通機関がかなり少ない。
通勤、通学の時間帯、朝・夕のみバス、電車の本数がちょっと多くなる。
しかし、これも首都圏に比べれば少ないなんてもんじゃあない。
比べられない程、公共交通機関の路線、本数が少ない。
だから、ドイツサッカースクールへ来る子供たちのほとんどが、保護者の送迎でやってくる。
そんなの中、Mくんはいち早く電車通いを始めていた。
最初は、お母さんと電車経路の確認をしながら、一緒にきていた。
そのうち慣れてきたら、Mくんは一人でスクールへ来るようになった。
当時から、大したもんだなと感心して見ていた。
子供を一人で電車行動させるには、最初に保護者さんが指導をし、その後一人で来られるようになったのを確認。
こうして子供に行動させていた保護者さんを尊敬してみていた。
電車で寝過ごしてしまった Mくん。
連絡をもらったお母さんは、かなり驚いた事と思います。
見知らぬ駅で降り、電車を待ち、違う電車に乗り換えて、スクール会場に戻ってきた Mくん。
スクールに遅刻したものの、ひょうひょうと笑顔でスクール会場へ登場したと聞いた。
改めて、度胸ある Mくん に感心しました。
子供たちがアクシデントに遭い、それを自力でリカバーする。
ミスがあっても自分でクリアーする力がありました。
まさに失敗を克服するのは人間力。
社会で活かされますね。
子供ながらに、素晴らしいと思いませんか。
こんな経験ができるのは、親の勇気も必要ですね。
素晴らしい。
今後、Mくんは電車で寝過ごすことはなくなるでしょう。
失敗は成功のもと。
無事で良かった。