どこのクラブで仕事をしていても、よく言われた。
『 選手たち、大きいですよね! 』
その度に、いつも答える。
『 選手たちをきちんと休ませていますから 』
私は、帰国後、湘南ベルマーレ、AC長野パルセイロ、トゥラウムアカデミーで成長期の中学生達を指導して、全くブレずに変えないことがある。
それは、週に4日までしか活動をしないこと。
平日は、週3日までの練習。
週末は、1日のみ試合か練習。
(もちろん、かなりまれにスケジュール上、例外はあるが)
週末は、学校とサッカーの無い日を、必ず1日作る。
子供たちは、週に1日、ゆっくりと過ごすことが出来る。
朝、のんびり寝たいだけ寝ることが出来る。
家族、友人らと過ごすゆったりとした時間を作る事ができる。
私が指導する選手達は、いつも週に3日、休みがある。
それは、子供たちの成長にとって大切だから。
そして、もう一つ、夏、冬に2から4週間の長期オフを取らせる。
しっかりと、まとまった長期オフを子供たちに与える。
上記のスタンスは、私が、ドイツで学んだこと。
ドイツ、いや、フットボールの本場ヨーロッパでは、何処でも一般常識。
この概念は、成長期である中学生達の身体的成長を促す。
だから、私が担当する子供たちは、平均的に身体が大きい。
もちろん、中には、小さい子もいるが、もし、その子が、平日、週末共に、更にガンガンサッカー漬けになっていたら、その子の身体は、もっと小さいだろう。
寝る子は育つ。
ヨーロッパは、みんなやってます。
身体が大きくなるのは、人生で一回のタイミングのみ。
その大きくなれるタイミングを逃したら、もったいないと思いませんか?
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