先週末、ジュニアユースの中学生が、J1リーグを観戦に行った。
先日、練習前、彼が挨拶に来た時に感想を聞いてみた。
スタジアムには、4万人以上の観衆が集っていたから、雰囲気は素晴らしかったようだ。
そして、試合について聞くと、
『 イニエスタ選手が上手かったです。技術が高かったです 』
『 どんな感じよ? 』
『 全然ボールを奪われませんでした。足にボールが吸い付いているようでした 』
私は、ドイツで生活していた10年間、色んな試合を見に行った。
地域クラブの試合。
子供の試合。
お年寄りの試合。
そしてプロ選手たちの試合。
ドイツブンデスリーガ
UEFAヨーロッパチャンピオンズリーグ
UEFAユーロ(ヨーロッパ選手権)
ワールドカップをスタジアムで生で見た。
それは、楽しみであり、この上ない喜びでもあった。
もちろん指導者の私には、大きな学びだった。
子供たちは、日々、サッカーの練習、試合に明け暮れている。
しかし、もっと大切な事があります。
スタジアムで試合を見る。
トッププレーヤーの生の試合を、自分の目で見ることです。
目から入ったイメージは、頭の中に残り、子供たちは、そのイメージに近づくようにプレーする。
料理の職人が、先輩料理人の仕事を見て、マネをし、自分の力をつけることと一緒です。
イニエスタ選手は、スペイン代表として、ワールドカップの優勝経験者だ。
先日、ロシアで行われていたワールドカップにもスペイン代表として出場していた。
まだまだトッププレーヤーの彼が、サッカーの本場ヨーロッパを離れて日本へやってきたのかは不思議です。
しかし、日本の子供たちは、まだ現役バリバリの彼を、生で、自分の目で見られる機会が近くにある。
百聞は一見にしかず。
イニエスタ選手は、世界的なスーパースーターです。
是非、多くの子供たちに見て欲しいと思います。