週末、ジュニアユースがリーグ昇格をかけた順位決定戦で敗れた。
今季の目標は、リーググループの1位と昇格。
リーグでグループ1位となり、最後の順位決定戦の日を迎えた。
私も、選手たちも、勝つためだけに準備をしてきた。
しかし、相手三年生たちのスピード、パワー、そして戦う気持ちに屈した。
相手チーム、選手たちの戦いは、素晴らしかったし、本当に見事であった。
1-1のスコアーでゲームが進み、終了2分前に打たれ負けした。
私は、この試合に勝つ為に全てを掛けて練習してきた。
選手たちも同様。
選手達は、1プレー、1プレー、必死に闘った。
しかし、力が足りなかった。
それは、指導者の力不足に他ならない。
試合終了後、多くの選手たちが号泣していた。
昇格を目の前で逃したショックは、大きかった。
多くの観客がいたが、思春期、反抗期の中学生たちが、人目をはばからずに号泣していた。
それだけ、この試合に賭けてきた想いの大きさが分かる。
真剣にやっていなければ、全てを賭けていなければ、人目を憚らず号泣する事など出来ない。
試合には負けたが、子供たちは普通の日常では経験できない、手にも入らないもの、大きなものを得たに違いない。
彼らのサッカー人生は、まだまだ長く続く。
この経験を活かして、今後、更に前進するだろう。
胸が熱くなる程に感動した瞬間でした。
それは、個々に感情が込み上げた分だけ、必ず選手たちが成長すると確信できるから。
ご声援頂いた皆様、ありがとうございました。
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