7月末、猛暑でリーグ戦を中止した事があった。
リーグ戦前日、昼間に気温を測定したら36℃。
WBGTは、日本サッカー協会の定める試合中止の規定値を超えていた。
天気予報は、リーグ戦当日も、ほぼ同じ気象状況が予想されていた。
その為、全チームにお伺いを立て、最終的に中止決定をした。
私は、子供達の健康に対して危険な状況が予想されるのであれば、絶対に試合、練習を中止するべきだと思っている。
プレーするのは、子供達。
そして、サッカー、スポーツは楽しむもの。
主役は子供達なので、子供達のためにならないのであれば、大人の事情で試合開催をするべきではない、と思っている。
今まで、今回のような猛暑日は異常気象と呼ばれていた。
しかし、ここ最近は、異常気象では無く、日々当たり前の様になっている。
弊団体ドイツサッカースクールのメディカルスタッフ原田さんは言った。
『 私たちは、今までに経験したことの無い気象条件に立ち向かっている 』
『 人類は壮大な人体実験を続けている 』
『 昨日の常識は、今日の非常識 』
原田さんは、続けて言った。
『 自分の若い頃は… と言う経験は、全く役に立たないと考えて欲しい。何故なら人類が経験した事の無い気温なのですから 』
昨日、スマホの熱中症ニュースでは、総務省消防庁は、6~12日の1週間に熱中症で搬送された患者が全国で7079人(速報値)になったと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-00000051-jij-soci
7月には、一週間に1万人以上の人々が搬送されていた。
その頃の猛暑から、多少気温が下がってはいるものの、まだまだ注意が必要だ。
まして、炎天下で子供たちにサッカーをさせるのであれば、かなり要注意だ。
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