3月27日。
世界各国で交際親善試合が行われていた。
幸運にも、ベルリン・オリンピアシュタディオンで試合が組まれていた。
ドイツ代表 vs ブラジル代表。
いつか、ブラジル代表をスタジアムで観戦したい!!
その私の思いは、2017年11月10日、フランスを舞台に日本代表とブラジル代表との国際親善試合まで遡る。
テレビを通じて観戦した私は、とてもショックを受けた。
その試合までは、日々、日本サッカー界が成長し、世界の強豪に少しずつ近づいている、と私は感じていた。
結果は、1-3で日本がブラジルに完敗。
私の日本サッカー界への想いを全て否定されているのではないか、あまりにも差があると感じてしまう試合だった。
テレビを前に、ブラジル代表はどこまで強いのだろうと、私は途方に暮れた。
そんなブラジル代表の本気を、スタジアムで観戦したいと強く思っていた矢先にラッキーな情報を得た。
好都合に、ドイツでブラジル代表が試合をすることを、インターナショナル・マッチウィークのカレンダーを見て知った。
さらに、この対戦カードには過去の因縁がある。
2014年ブラジルワールドカップ準決勝、1-7でブラジルの大敗。
「ミネイロンの悲劇」だ。
ブラジル代表は、ドイツ代表相手に威信を掛けて戦いにくるだろう。
とにかくこのカードが、ブラジル代表の本気が見たくて見たくて、今回のベルリン訪問を決めた。
とにかく早く試合が見たくて、足早にオリンピアシュタディオンへ向かった。
せっかく来たので、オリンピアシュタディオンの前で記念撮影。
大勢の人で賑わっていた。
先にブラジル代表がスタジアムに現れる。
続いて、ドイツ代表。
スタジアム全体でのコレオグラフティーで、この大一番を盛り上げる。
私もこの盛り上げに参加し、スタンドから応援の一体感気分を味わった。
20:45KICKOFF。
23日のスペイン戦から先発7人を変更したドイツ代表。
一方、ブラジル代表は、現状のベストメンバーで試合に挑んできた。
試合は、ブラジル代表ガブリエル・ジェズス選手が前半に挙げたゴールを守り切り、 1-0で勝利。
ブラジル代表は、交代も含めて、真剣勝負に徹していたし、結果、一定のリベンジと、プライドを取り戻した。
ドイツ代表は、22試合続いていた無敗記録に終止符を打つことになった。
しかし、ここ2試合で多くの選手と若手を試していた。
また、改めてドイツの層の厚さを示す試合でもあった。
それにしても、両国は強い。
終始、緊張感があり、見応えのある試合でした。
良い刺激をもらいました。
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