先日のドイツサッカースクールでの出来事。
幼児、小学生スクールを終え、中学生の練習が始まる前にトイレへ行った。
すると、
トイレのスリッパが散乱していた。
この光景を見て、どのように思いますか?
誰が使用していたのか?
ウチの小学生、中学生が使用したのは間違いない。
同じ時間に、他団体の子供たちも使用していた。
公共の施設だから、ウチはもちろん、大勢の利用者が使用していた。
中学生を集めて、全員にこの光景を見させた。
その後、
私は、スリッパを揃えて、また、中学生に、この光景を見させた。
あなたのお子様が、スリッパを揃えなかったら、どう思いますか?
揃えなさい、と言うでしょう。
もし、自分が散らかさなくても、他人が散らかしたスリッパを見て、見て見ぬ振りをする子供たちも大勢いると思います。
みんなが散らかしているから、自分も良いかな?とスリッパを脱いで散らかしたままの子もいるかもしれない。
昔、湘南ベルマーレでコーチをしていた時、育成部門で、1つのキーワードを持っていた。
そこに落ちているゴミを、拾えるようになろう!
自分の不始末を、自分で正す事は当然。
他人の不始末を見た時、それを素通りするのか?
自分だけでなく、人のためにと思う奉仕の心は生きていく為に必要です。
今回は、たまたまトイレのスリッパでした。
ここで子どもたちが何を感じるのかが大切です。
子供たちに、他人の不始末でも、正す心を持てるようになって欲しいですね。
そんなお子さんになって欲しいと思いませんか?
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