週末、ドイツ時代の先輩が長野へやってきた。

現在は、Ｕ１８日本代表監督の影山さん（カゲさん）。
カゲさんには、ドイツ時代からいつも弟のように可愛がってもらっている。
カゲさんの車に乗せてもらい、ドイツ・ケルンからオランダへ行き、ヨーロッパ選手権を見たり、ドイツ国内でも日本代表の合宿などを含めて、色々見に連れて行ってもらった。
先日は、たまたま私の出張で東京へ行った時、カゲさんをランチにお誘いしたら、東京オリンピックでＵ２３日本代表監督の森保さんと、来季Ｊ１リーグ・サンフレッチェ広島の監督となる城福さんともご一緒させて頂いた。
カゲさんには、いつも勉強させてもらって、温かくしてもらっている。

カゲさんは、長野市の南長野運動公園Ｕスタ等で開催されるＪリーグ・インターナショナルユースカップの視察で長野へ来た。
ということで、図々しく先輩にお願いしてみた。

『　視察を終了した後、トゥラウムアカデミー・ジュニアユースのトレーニングをみてもらえますか？　』

すると、カゲさんは、快く受けいれてくれて、仕事を終えた後、プライベートの時間に長野市の子供たちに会いに来てくれた。
昔と変わらず、兄貴分で器のでかさは流石です。
ドイツ時代と全く変わらないカゲさんでした。

子供たちは、最初、かなり緊張気味だった。
当然だ。
相手はＵ１８日本代表監督。
子供たちは、長野市在住の田舎の子。

まずは、考えながらやる鬼ごっこ。
たかが鬼ごっこだが、一生懸命考えさせられる鬼ごっこで、子供たちはかなり盛り上がった。
カゲさんのウォーミングアップで、子供たちの緊張が一気にほぐれた。

その後は、判断を伴うテクニックのトレーニング。
カゲさんのトレーニングは、メリハリがあり、とてもテンポが良い。

先輩は、常に子供たちに分かりやすく説明してくれた。
プロ選手とはレベルの違う子供たちだが、そんな子供への対応も抜群だった。

トレーニング中、子供たちは、笑顔に溢れていた。
そして、コーチのカゲさんも同じ。
カゲさんの作り出すサッカー空間は、一生懸命、かつ楽しい、とても良い雰囲気になっていた。
子供たちは夢中でトレーニングに集中し、プレーの質は、どんどん上がっていった。

Ｕ１８日本代表の監督さんにトレーニングをしてもらえた子供たちは、幸せ者です。
最高のクリスマスプレゼントでした。

先輩、お忙しい中ありがとうございました。
いつも図々しくてすんません。

図々しく、また、お願いします。笑

２０１８年２月出版予定

『 ニシコーチの 子・育つサッカー ～泣き笑い個性満開スクールデイズ～ 』

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