ドイツサッカースクール・キャンプ2日目の集合。
体育館に、朝、6:30集合。
キャンプでの朝は、外に散歩などへ行くことが多いのだが、今回は、サッカーに特化したキャンプだったので、早朝からトレーニング。
集合時刻を迎えたが、体育館に来ない子供たちがいた。
遅刻だ。
朝の集合に間に合わない原因の多くは、寝坊。
さて、どうしたものか?
後日、遅刻した班のリーダーだった R に聞いた。
『 なんで遅刻したの? 』
『 目覚まし時計を持っていなくて 』
『 そりゃ~、起きれんわな 』
『 はい、、、 』
R は5年生で、ドイツサッカースクールのキャンプには、何回も参加し、同じ宿泊先にも泊まっている。
しかし、今までは、いつも班長にRよりも年上の子供たちがいた。
今回、R にとっては、初めての班長だった。
確かに、キャンプの持ち物に目覚まし時計とは書いていない。
今までは、目覚まし時計を持ってきている上級生に、起こしてもらっていたのだろう。
今回、初めての班長。
目覚まし時計は持っていなかった。
サッカー界は、時間厳守。
そりゃー、そうだ。
サッカーの試合では、キックオフ時刻が決まったら、遅らせることは出来ない。
寝坊をしようが、試合は、スタートする。
新幹線に乗るのと同じように、遅れた人を待ってはくれない。
社会に出たら、時間厳守も評価対象になる。
R にとっては、良い経験だった。
今後、彼は、様々なキャンプなどの宿泊活動では、必ず目覚まし時計を持って出掛けるだろう。
子供は、失敗して大いに学ぶ。