先週末のドイツサッカースクールで1泊2日のキャンプを行った。
初日、子供たちは、体育館のドアを開けたら、開けっ放し。
『 ドアを開けたら閉めなさい! 』
部屋へ行ったら、体育館へ行ったら、靴がぐちゃぐちゃ。
『 靴を揃えなさい! 』
宿の廊下を走りまくっている子。
『 廊下を走らない! 』
トレーニング後、手洗いうがいをしない子。
『 手洗い、うがいは? 』
荷物置き場は、ぐちゃぐちゃ。
『 荷物の整理整頓をしなさい! 』
椅子の背もたれに寄りかかって、ふんぞり返って食事をしている子。
『 姿勢良く! 』
宿の廊下で騒いでいる子。
『 廊下で騒がない! 他の宿泊客に迷惑をかけない! 』
初日、子供たちが動く度に、口うるさいくらいに言った。
子供たちに先回りして言ったのでは無い。
子供たちがやらかした後に、伝える。
それも、同じ事を何回も、何回も。
根気良く。
初日、かなり口酸っぱく言っていたが、2日目は自然と言う回数が減った。
昨日、伝えていたことを、伝えなくて良いシーンが増える。
面白いものだ。
子供たちが考えて、変化している事に気付く。
家族から離れての集団行動は、子供たちにとっては良い時間だ。
自宅で過ごすルールとは違ったルールがある。
宿泊施設にお世話になれば、マナーも大切になる。
子供たちは、ルールがあるにも関らす、何かをやらかす。
それは、自然なことだ。
その都度、子供たちに指摘をしてやれば、子供たちにとっては、必ず学びの時間になる。
子供は、ミスをして学ぶ。
大人が根気よく躾をすれば、子供は、どんどん学んでいく。
今回のキャンプでも、2日目に私達からの指摘が減ったという事は、子供たちが学んだということだ。
靴が揃えられ、荷物が片付けられ、姿勢も良くなり、他人への迷惑を考える。
たくさんの学びがあった。
子供たちは良い笑顔を見せてくれた。
子供たちの成長に触れる時間は、素晴らしい。