昨晩、また一人、来年度のトゥラウムアカデミー・ジュニアユースへの入団報告に来てくれた子(M)がいた。
M は、2年前、私達の指導者仲間からの紹介を受けて、ドイツサッカースクールへ通うようになった。
所属チームは他の団体だが、週1回、スクールに来ている。
M は、昨晩、自分の口から、自分の言葉で、ジュニアユースに入団したいと伝えてくれた。
私は、彼に質問した。
『 もっと、他のクラブやチームの体験練習会に行かなくても良いの? 』
彼は、答えた。
『 もう、大丈夫です。ここでやりたいです! 』
長野市には、沢山のジュニアユースクラブがある。
彼は、ウチのスクール生ではあるが、選手として活動しているのは他の団体。
彼の団体は、ジュニアユースチームを持っていないため、私は色んなチームを見るべきだと思っていた。
そんな中、彼が、私たちのクラブへの入団を決めてくれたことは、素直に嬉しい。
私達の2年間のサッカースクールを通しての関りを評価してもらった。
ウチのジュニアユースを選んでくれたことは、私達にとって光栄なことです。
昨年、ウチのジュニアユースに入団を決めた子ども達も、ウチ以外にも沢山のチームへ練習参加していた。
ウチのスクール生でも、Jリーグクラブのセレクションや他クラブの練習会へ参加した子たちもいた。
私達は、子供たちに、選択肢が沢山あれば良いと思っている。
子供たちが色んなチームを体験し、自分自身で自分の進路を決めることが大切だと思っている。
昨年、1期生としてウチへの入団を決めた子供達も、色んなチームを見た中で、ウチへの入団を決めてくれた。
昨夜、練習後、M のお父さんがスクールのお迎えに来て、入団に関しての丁寧なご挨拶を頂いた。
お父さんに一言お伝えした。
『 これから頑張るのは、本人です。
私達は、彼へのサポートを頑張らせて頂きます! 』
私は、もう一度 M に聞いた。
『 本当にウチで良いのか? 』
子供たちには、夢があり、彼らは、その夢に向かって進んでいく。
子供が自ら決断をすれば、そこに覚悟が生まれる。
夢を達成するには、大変な道のりが待っている。
覚悟がある子供たちは、その苦難な道を乗り越えて進んで行く事が出来る。
子供が自ら決断をすれば、そこに責任も生まれる。
やるかやらないかは、本人次第。
保護者や指導者がやるわけでは無く、サッカーをするのは子供本人。
レベルアップするかどうかは、本人のみが変えられる。
子供が、自分の行動に責任を持っていれば、どのように行動すべきかは本人が一番理解している。
昨年入団を決めたウチの1期生達は、毎回の練習に自転車でやってくる子がほとんどだ。
かなり遠方から、時間をかけて自転車でやってくる子たちもいる。
試合会場へも同様。
極力、保護者に頼らず、自力で行動している。
そこには、自分で決断し、夢に向かう覚悟と責任を持っているからであろう。
M が自分で決断し、覚悟と責任を持ち、ウチへやってくれば、これからの困難に立ち向かえるに違いない。
そのようなサッカー仲間が、また一人増えることを、嬉しく思う。
2018年度 トゥラウムアカデミー・ジュニアユース 体験練習会 11月 こちらから
11/10(金) 更北運動場
11/14(火) 犀川第二運動場
11/16(木) 犀川南運動場
11/17(金) 更北運動場