昨日は、篠ノ井学園・俊英高校へ。
弊団体が強化のサポートをしている俊英高校サッカー部の練習視察。
練習前、サッカー部の監督さんにご挨拶して、しばし監督さんとシモコーチとグラウンド上で談笑。
昨日の練習は、ドイツサッカースクールのシモコーチが担当。
生徒さんたちは、いつも同様、みんな真剣に練習に取り組んでいました。
視察に来るたび、選手たちは上手くなっています。
選手たちのレベルアップを見ると、嬉しくなりますね。
この土の校庭が、来年に向けて人工芝に変わります。
今月から工事が始まり、年末には完成予定だと、監督さんから伺った。
工事中、サッカー部の練習グラウンド確保が大変だと思う。
しかし、完成後、冬場、雪が降っても、雪かきをすれば練習ができる。
降雪地域の長野市は、雪が降れば、土のグラウンドは使用できなくなる。
そういう面で見れば、校庭の人工芝化は、大きな一歩です。
私がドイツ・1860ミュンヘンから湘南ベルマーレへ移った2005年、当時のベルマーレのトレーニング施設は、土のグラウンドだった。
当時、夕立がきて、練習ができない日は、多々あった。
しかし、2006年に現在のトレーニング施設である馬入ふれあい公園へ移転。
練習グラウンドは、土から人工芝へと変わった。
すると、雨が降っても、豪雨でない限り練習ができた。
雨で練習が中止というのは、台風や雷の時だけだった。
近年、日本は、地球温暖化により、夕立が多くなってきている。
長野市でも、夏場、日中気温が高くなれば、午後には、空に分厚い雲が掛かり、夕方は雨の日が増えている。
雨が降っても人工芝の校庭では練習できる。
そんな環境は最高です。
篠ノ井学園の窪田理事長と校庭人工芝化の話をしたのは、約二年前。
当時であれば、夢物語を語った気がしていたが、今、それが現実になる。
大変嬉しく思う。
篠ノ井学園、そして俊英高校の行動力を心からリスペクトしている。
降雪地域ながら、人工芝のサッカー場が無い長野市において、俊英高校の校庭人工芝化は、スポーツ環境改善の大きな一歩になる。
俊英高校サッカー部にとっても、この地域のサッカー界にとっても、新しい一歩になると思っている。
新しい人工芝校庭の完成が、今から楽しみだ。