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ドイツサッカースクールに心温まるメッセージが届きました、ありがとうございました

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先日、スクール生の保護者様から、温かいメッセージを頂きました。

 

『 幼稚園の頃から大変お世話になり、本当にありがとうございました。
じっくりと息子のペースに寄り添ってくださり、あたたかく指導してくださったおかげで、息子は集団での練習を経験できました。
また、ボールとの付き合いかたや身体の動かし方、サッカーのルールについて対応すること、定期的に良い汗を流す生活など、得るものが数多くあり、本人の糧となり自信となっています。
今後の人生で、サッカースクールでの経験は間違いなく息子の成長の支えになると思います。
自閉症の成長は、10歳までにたくさんの支援のもとで本人がさまざまな成長をすることが、10歳以降の成長を極端に左右すると言われております。
西村コーチ、下村コーチのもとで、サッカースクールで経験させていただいたことで、鉄を熱いうちに打てました。
10歳以降の成長を右上がりにするために大きく力を貸していただけました。
強く感謝しております。
発達障害の息子を門前払いせずに、あたたかく入会させてくださり、本当にありがとうございました。 』

 

私は、ドイツサッカースクールを運営するに当り、フィロソフィー(哲学)を持っている。

『 子供たちに笑顔が溢れるように! 』

 

数年前、このお子さんが初めてスクールにきた時、お母さんに言われた。
『 息子は自閉症です。
ドイツサッカースクールの体験をさせて頂けますか? 』

 

私は、お子さんの体験を喜んでお受けした。
と同時に、お母さんに話した。
『 お子さんが体験してみないと、私には、何も分かりません。
私達に可能である事は提供できるが、出来ない事は、はっきりとお伝えします 』と。
スクール体験後にご家族と話し合い、私は、そのお子さんをスクールに迎え入れた。
保護者さんには、私たちに対するサポートをお願いした。
私は、シモコーチと共に、お子さんが楽しめるようにと思い、活動を続けてきた。
特に、シモコーチは、本当に良くその子に寄り添ってくれていた。

 

今、時が経ち、年齢と学年が上がり、まわりの子供たちが、だんだん激しくサッカーをするようになってきた。
それについていくことが困難になってきた、とご家族が判断した。
その状況下では、大きなケガをしかねない状態にある。
ボールや人の動きを読めずに、無防備に激しくボールが行き交うコートにうろうろしていることはとても危険に思う、とご家族は言う。
ご家族と息子さんとで相談の上、ドイツサッカースクールを退会する事が決まった。

 

私と下村コーチは、息子さんと、彼をサポートするご家族の皆様に、多くの事を教えてもらい、経験させて頂きました。
彼がドイツサッカースクールに通ってくれたこと、そして、私たちをサポートして下さったご家族の温かい心遣いに、心から感謝を申し上げます。
彼の今後の健やかなる成長とご活躍を、心より願っております。

 

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