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ドイツサッカースクールに、ちっちゃな参謀現る!

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昨日のドイツサッカースクール。

 

最近スクールへ新しく入ってきた子(A)が、会場へやってきた。
新しく入ってきたばかりなので、彼にとっては、アウェイ感満載。
まだ小学3年生なので、慣れない場所へ来たら、緊張するし、不安があるのは自然なことだ。
私は、その事を察し、不安そうにしている A に寄って行き、話し掛けた。

すると、それを見ていた2年生の T がグラウンドから私たちのところへ走ってきた。
T は、A と小学校が一緒で、元々お知り合い。
A は、T と話した。

そしたら T と共に、A はすんなり子供たちの輪の方へ行けた。
T の声掛けで、A は背中を押されて、子供たち同志の輪の中に入る事が出来た。

 

T は、今年ドイツサッカースクールへやってきた。
やってきた時は、友達もいない新しい環境に、いつもモジモジしていた。
自分から声を発することが少なく、緊張の表れで、表情が強張っていた。
小学2年生だから無理も無い。
当時、T のご両親も、そんな T を心配そうに見守っていた。

 

昨日は、2年生の T が、新加入の3年生 A のサポートをしていた。
T がスクールで感じ、学んだ思いやりを、自然に次の子に伝え実行できていた。
ちっちゃな2年生の温かい心遣いに、感心した。

スクール後、その事を T のご両親に伝えた。
すると、T のお父さんが、言った。
『 T も最初来た時にしてもらったもんな! 』
T は、お父さんを見ながらうなづいていた。
子供の成長を見た。
子供を見守るご両親にとって、とても嬉しい出来事だったと思う。

A にとって良き参謀となった年下の T 。
ちっちゃな子供でも、参謀と成り得るその力は、偉大でした。
ちっちゃな T の成長の一歩を目にして、とても嬉しかった。

 

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