昨日、トゥラウムアカデミー・ジュニアユース(長野県)のリーグ戦に行った。
会場中学校のグラウンド横で、面白いものを見つけた。
校庭の一角に、手作りのサッカー練習場。
ヘディング練習の為のペンデルボールがあった。
グラウンドで会場の中学校チームの監督さんに挨拶をした時、
『 あのペンデルボール良いですよね。手作りですよね? 』 と聞いた。
すると、監督さんは、答えた。
『 身長の違う子供たちの為に、高さも変えてあるんですよ 』
後で、もう一度ペンデルボールを見に行った。
監督さんが言っていた通り、いろんな高さに調整されていた。
素晴らしい、の一言。
私が高校生の頃。
母校の監督が、ペンデルボールを設置してくれた。
ヘディング練習は、普通、ボールを自分に投げてくれる相手がいなければ出来ない。
ペンデルボールは、一人でヘディング練習が出来る。
誰かが、自分の為にボールを投げなくても良い画期的なシステムだ。
そのペンデルボールで、よく練習した。
仲間と順番を決め、交代しながら、何度も練習した記憶がある。
昨日のペンデルボールは、手作り。
使い古しであろうボールの周りをゴムで編んでいた。
それを、古いゴールのバーに縛り付けていた。
現代社会は、お金を出せば、何でも手に入る。
しかし、このように、アイディアを出し、あるもので自ら作り出すクリエイティブさをリスペクトした。
考える力。
素晴らしい! の一言でした。