先日の幼児スクールでの一コマ。
篠ノ井学園・俊英幼稚園に着き、シモコーチが園舎の中にいたスクール生を園庭に連れて行こうとしていた。
すると、年長の T が、年中の子に指示を出す。
カバン、水筒、バック等々を持つように。
年中の子が、帽子をかぶっていないと、教室に取りに行くようにとも。
夏場は、日差しが強いので、帽子をかぶってサッカースクールをしている。
こんな子供たちの様子を、シモコーチが笑顔で教えてくれた。
そして、ふと見ると、T は、帽子をかぶっていない。
T は、自分は帽子をかぶっていないが、年中さんには、帽子を取りに行くように指示していたらしい。
なんとも面白い。
ちなみに、Tは、幼稚園の中でもヤンチャな男の子。
自分の事を、『 親分 』 と呼ぶ。(笑)
スクールが始まる前に幼稚園の先生にご挨拶した。
先生が、膝にがっつりサポーターをしていた。
話を伺うと、半月版損傷で手術後のようだった。
『 Tくんが色々と助けてくれています 』
T は、松葉杖の先生を気遣い、色々とサポートしていたようだ。
さすが、親分。
T をリスペクトした。
自分より年下の子の面倒を見る。
そして、松葉杖を使い、自由が利かない先生のサポートをする。
幼児ながら、なかなかたいしたもんだと思った。
日頃、多々面倒を掛けるヤンチャな T 。
そんなヤンチャ坊主でも、人間味溢れる行動がとれるのは、とても嬉しかった。
幼児でも、幼稚園では立派な先輩です。
こんな素晴らしい気遣いができる T だからこそ、自分の事も気に掛けて、帽子をかぶりましょう。(笑)