甲府で恩師と再会した。

現在、J1リーグ、ヴァンフォーレ甲府でジュニアユースを指導する佐藤さん。
佐藤さんは、大学サッカー部時代のコーチ。
この人に出会った事で、私の今の人生がある。
私が初めてパスポートを持って海外へ行った時は、佐藤さんと一緒だった。
その時、旧ユーゴスラビアのスロベニア、ドイツのケルン、オランダのアムステルダムへ行った。
その時のカルチャーショックは、強烈だった。
そのショックが大きすぎて、大学卒業後の進路として就職内定が決まっていた自動車メーカーに断りを入れて、ドイツへ留学した。
ドイツのケルン体育大学でも、佐藤さんと一緒だった。
ケルン体育大学で学んだ後、私はミュンヘンへ引っ越し、佐藤さんはオランダのロッテルダムへ移住した。
佐藤さんは、ドイツサッカーだけでは無く、オランダサッカーも学んだ人だ。

佐藤さんと、久し振りに一杯やった。
いつ会っても、サッカーの話が尽きない。

私のドイツサッカースクール。
指導について。
ドイツサッカーとオランダサッカー。
長野県の少年サッカー。
Jリーグ。
日本の子供達への指導。
などなど永遠と話が続く。
そして、ビールも続く。

私にサッカーの指導者をやらないか？ と最初に言ったのは佐藤さん。
あの言葉が無ければ、今の私の人生は無い。

久し振りに恩師に会った。
時が経っても変わらない、熱いフットボール談義が尽きない一夜となった。
佐藤さん、ありがとうございました。