先日の春休みキャンプで嬉しいニュースがあった。
3年生のRくんが、新年度、小学校の代表委員になると聞いた。
通常、小学校では高学年になると委員会活動があるそうだ。
Rくんの小学校は4年生かららしい。
Rくんが初めてドイツサッカースクールにやってきたのは小学2年生の春。
友達に誘われてやってきた。
その頃は、他の子供に比べると、とても大人しい子だった。
仲の良い友達は、自分の意見をバンバン言う子達だったが、Rくんは、どちらかというと、一歩引いている子だった。
そんなRくんは、仲良しの友達と一緒に、2年生の時からドイツサッカースクール(長野市)のキャンプに参加し始めた。
多分、当時7歳だったと思う。
Rくんは、「ちっちゃなおこちゃま」という印象だった。
そんなRくんは、ドイツサッカースクール宿泊キャンプ皆勤賞。
すでに、小学2年生~6年生対象のサッカーお泊りキャンプに9回も来ている。
我々が宿泊キャンプをやる大きな目的は、子供の自立。
親元を離れ、子供たちの集団生活を行う。
集団生活では、家庭では許されるわがままは通用しない。
我々スタッフは、しつけの部分で、かなりうるさい。
また、我々大人が、できるだけ子供達の世界に入らないようにしている。
キャンプでは、子供たちの世界を大切にしている。
いろんな事を、自ら子供たちに考えさせ、決断させている。
サッカーか、外での自然遊びか、可能な限りいろんな事柄を自分達で決めていく。
そんなキャンプによく参加しているRくん。
最近は、みんなの前で自分の意見をきちんと言えるようになってきた。
初対面の頃から比べると、本当に頼もしくなってきた。
そのRくんが、小学校の代表委員に選出されたというのは本当に嬉しいニュースだった。
今後、Rくんの小学校での益々の活躍も期待している。