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何も考えない子供たち

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昨日のフットサルリーグ終了後、片付け作業での一コマ。

 

全ての試合を終え、多くのチームが合同で後片付けをした。
フットサルゴール、椅子、テーブル、マットなどを片付ける。
フットサルコートのラインテープを剥がして捨てる。

ウチの子供達を見ると、10人全員で一つのフットサルゴールへ向かって行った。
そして、全員で一つのゴールを運ぼうとしている。
ちなみに、フットサルゴールは、6年生であれば、4~5人もいれば運ぶことができる。
チームの10人が二手に分かれれば、一度に2つのフットサルゴールを片付ける事ができる。
時間短縮だ。
だからこそ、余る程の人数を、一つの作業に掛けることは、無駄を意味する。
片付ける物が沢山あるにも関らず、子供達は皆、何も考えずに行動していた。

既に、他のチームの子供達が、体育館のモップ掛けを始めている。
ウチの子供達もゴールを運んだ後、モップ掛けのモップを持った。

ウチの子供達は、二つのグループに分かれた。
一方は、他のチームの子供達がモップ掛けをしている横へ行き、他チームと列になり順々にモップ掛けを始める。
もう一方は、自チーム数人で集まり、喋っているだけ。
モップを持っているにも拘らず、何も考えず、立っている。
モップ掛けは始まらない。
その瞬間、彼らは、今、何をどうするべきかを全く考えていない。
また、何もしない仲間に対して、指示する事もない。
周りを察する力、今、自分が何をすべきかを考える力が足りない。

 

サッカーは、自ら考えて、決断し、行動するスポーツだ。
だから、常に考える習慣が必要です。
サッカーは、相手があるスポーツだから、相手は、自分たちのやりたいようにはさせてくれない。
だから、瞬時に考えてプレーする力が必要になる。
高いレベルに行けば行くほど、考えるスピードも早くなければ全く通用しない。

しかしながら、最近のサッカー指導で思う事は、日常生活で自ら考える習慣の無い子供たちが多い事。
日頃、何をするにも、自ら考え、行動できる様にならないと、サッカー界では厳しい現実が待っている。

考える。

その力は、サッカーだけでなく、子供達が将来社会へ出て必要な力となる。
子供達には、是非、自分で考え、行動する力を見に付けて欲しいと思っている。

 

 

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