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東京からひとり旅の小学5年生・最終日

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Aくんのホームステイ最終日。

朝 6:00 過ぎから近所のドイツサッカースクール生たちと朝練。

もちろん、昨日同様子供達だけでのトレーニング。

子供の自主性が養われます。

 

 

 

その後、ドイツサッカースクールの J リーグ観戦に同行。

Aくんは、宿泊荷物を持ち、バスに乗って一路埼玉スタジアムへ。

 

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ドイツサッカースクール生たちと、J1リーグ 浦和レッズ vs 湘南ベルマーレを観戦。

 

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ハーフタイム前に、Aくんのお父さんがスタジアムに登場。

すると、Aくんは、満面の笑みを見せた。

3日間親元を離れ、初めての土地で、我が家での初めてのホームステイ。

慣れてはきたものの、やはり見えない緊張感はあっただろう。

迎えに来たお父さんの顔を見て、Aくんはホッとしていたようだった。

 

 

たかが二泊三日、されど二泊三日。

親がAくんを東京から長野へ連れてきたわけでは無い。

小学5年生が、初めて一人で宿泊荷物を持って東京から新幹線に乗ってやってきた。

そして、初めて訪れた我が家でのホームステイ。

慣れない生活だったと思う。

しかし、ホームシックになることもなく、Aくんは、ひょうひょうとしていた。

大したものだった。

すごいと思う。

 

 

Aくん自身は、不慣れな土地へ来る前、やはり不安があったと思う。

そして、我が子を一人で送り出す親御さんも、同様だったと思う。

しかし、そこで息子を送り出す事に、親御さんの勇気があったと思う。

小学生を一人に送り出すとは、簡単に出来る事ではない。

だからこそ、親御さんの勇気を尊敬した。

 

 

我が子には、旅をさせろ、という。

俺は、ドイツへ行き、世界を旅して、色んな経験をした。

言葉が通じず、文化も違う海外の旅先で困った事は沢山あった。

ハプニングの連続だった。

しかし、それを一つづつ乗り越えることで、達成感と自信を得た。

それは、Aくんを長野へ行かしたいと考えた、ドイツ時代の親友・俊介も一緒だと思う。

俺たちは、世界を旅して学んだ。

 

今回、Aくんの長野行きを依頼してきた俊介とAくんのお父さんに、俺は、彼を一人で長野へ出して欲しいと話をした。

彼が一人旅をして、色んなことを経験し、何かを感じ、学ぶに違いないと思ったからだ。

親御さんがいたら、当たり前に甘えることが出来る。

しかし、一人であれば、甘えは許されない。

一人旅なら、小学生ながら、自分で感じ、考え、行動しなければならない。

だから、子供は親元を離れて生活する事により、必ず成長する。

今回の一人旅で、彼は、少なからず成長しただろう。

そして、今後の彼の成長を楽しみにしている。

 

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