昨日は、川崎フロンターレの練習場へ。

俺は、春休みにJ１リーグクラブを4クラブまわり、トレーニングを見た。
その時の川崎フロンターレのトレーニングは、衝撃だった。
その話を、長野へ戻ってドイツサッカースクールのシモコーチにも伝えていた。

今回の出張は、研修目的。
シモコーチに、どこのトレーニングを見たいかと聞いたら、彼は、その場で即、川崎フロンターレ、と答えた。

トレーニング前に風間監督に挨拶をして視察。

フロンターレの選手たちのトラップは、上手い。
それを見たくてやってきた。
ボールをピタっと足元にきれいに止められる選手が多い。
そして、パスの精度も素晴らしい。
速いパス、ゆっくりのパス、スピードに強弱がある。
また、いつ強烈早いパスを入れるのかも興味深かった。

横にいたシモコーチも食い入るように見ていた。
そして、 『 うまいっす！ 』 を連呼していた。

いつきても、風間さんが鍛える選手たちを見ると、勉強になる。

現に、練習後、トラップの上手くない選手たちは、コーチたちの下で居残り練習が始まった。
遠巻きに見ていた風間さんは、自ら寄って行き身振り手振りで説明し、最後に自分でやってみせた。
そのトラップは、誰よりも上手かった。
プロでありながら、トラップの上手くない選手たちに、黙々と居残り練習をさせている風間監督。
流石だなと思った。

トレーニング後、大久保選手がやってきた。
シモコーチにとっては、憧れの選手。
彼は、自ら大久保選手に歩み寄り記念に一枚お願いした。
大久保選手は、雨の中のトレーニング後でびっしょりだったが、快く対応してくれた。
真のプロフェッショナルさを感じる。

そして、風間監督があがって来たので、お礼を伝えた。
『 勉強になりました 』と伝えると、風間さんは、『 そんなことないよ 』 と謙遜されていたが、やっぱりスゴイ。

シモコーチと共に、大いに収穫のある視察となった。

風間さん、本当にありがとうございました。