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冬のサッカー、身支度はどうするか

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ドイツサッカースクールの一コマ。
この日、長野市内はかなり冷え込んでいて、外の気温は5度くらいだった。

スクール前、子供たちが自主的にゴールを運び始めた。
彼らは早くに集まり、スクール開始時間まで、仲間たちとミニゲームをするのが恒例だ。

 

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ゴールを持った子供たちは、大声で言った。
『 ひぇー、冷たーい  』
そりゃあそうだ。
私は、みんな手が冷たそうだなと思いながら見ていた。
しかし、彼らは手が冷たかろうが、自分たちが使いたいゴールを、運ぶ。
ある意味感心した。

 

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今年の長野は、もう秋を通り越して、すでに冬のような寒さの日もある。

サッカーをしていると手が冷たくなる
小さな子供は、手が冷たくなると何も出来なくなる。
せっかくサッカーをやる気で来ても、手が冷たくなるとその気持ちも萎えてしまいがちになる。
だから、子供たちに手袋をはめるように伝えている。

手が冷たい子のほとんどが、ズボンのポケットに手を突っ込む。
その為、ドイツサッカースクールでは、ズボンのポケットに手を突っ込んでいるのは、禁止にしている。

 

手が冷たいというのに、手袋をしない。
手袋を忘れてくる。
手袋を持っているものの、バッグへ取りに行くのが面倒くさい。
色々な理由で手袋をしない子がいる。
手は、常に冷たそうである。

気温が低く、手が冷たければ、手袋をはめる。
大人であれば、当たり前。
しかし、子供は、簡単に手袋をしない子がいる。

子供は、経験から学ぶ。
大人は根気良く子供が感じて、実行するのを待つ。
冷たいゴールを持って、手が更に冷たければ考えれば良い。

冬のサッカー場は寒いのが当たり前。
さあ、どうするか。
そのうち、子供は必ず自分で考えて手袋をはめるようになる。

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