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子供達よ! 言い訳なんて通用しない!

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昨日、6年生のリーグ戦に行ってきた。

 

朝、現地集合は、7:30。
会場が長野市では無く遠方だった為、俺は、5:00に起きて、自宅を6:00に出発。

現地で子供たちに会い、運営当番だったので、運営本部にテントを立て、ピッチにゴールとコーナーフラッグを立てたりの試合運営準備をする。

その間、子供たちは、ダラダラ感満載だった。
その時点で、子供たちの様子と表情を見て、俺は、これは試合にならんな、と思っていた。
試合の準備をしてウォーミングアップを始めるのだが、ノロノロやってくる子供もいた。

俺は、あえて静観していた。

試合が始まると、案の定、開始数分で失点。
その後も立て続けに3点ほど連続失点した。
ウチの選手達は、走らない、相手にボールを奪われても追いかけない、守備に帰らない、と酷い内容だった。
その後、相手がグイグイと前に出てくると、戦意喪失。
試合は、1-10の敗戦。

今季最低の試合内容だった。

試合後、子供たち一人一人に質問した。
何故、こうなったのか?

子供たちの回答は、

1、身体がだるい
2、眠い
3、暑い

そりゃそうだ。

前の日は、埼玉スタジアムにJ1リーグ、浦和レッズ vs 湘南ベルマーレを観戦に行った。
ナイトゲームだった為、帰宅は、夜中だった。
朝5時くらいの起床だろうから、睡眠時間は少ない。
埼玉スタジアムもうだるような暑さの中だった。
ましてや、昨日の気温は36℃くらいあったから、ハンパなく暑い中での試合で体力の消耗も激しいのは当たり前だ。

子供達の中に、戦えない言い訳のネタが揃っていた。
明らかに軟弱な精神が 、子供達の心の中に 宿っている。

子供達は、今後、受験などでその瞬間に実力発揮しなければならない人生の色んな壁を超えていく。
そんな中、身体がだるいから、寝不足だから、暑いからという言い訳は通らない。

高校受験当日、風邪を引いて体調不良だからと言っても、誰も配慮してくれない。
結果が悪ければ不合格であり、再試験をしてくれる事もない。
辛いからと言っても、誰も助けてはくれない。
どんな状況であれ、その場を自分自身で考え、行動して逆境を跳ね返すしか方法は無い。

子供達は、試合前からダラーっとしていた。
疲れた顔をしていた。
しかし、フットボールの世界、それを配慮なんてしてくれない。
相手チームからすれば、全く関係ない。
ただ相手を倒すだけ、勝つ為に容赦無く戦うだけだ。

自ら立ち向かおうとしない、戦おうとしない軟弱者に対して、手加減や配慮などない。
ウチの子供達は、昨日、試合前に自ら勝てない、戦えない言い訳を作っていた。
しかし、ピッチに立って、言い訳など通用しない。

結果は正直だった。

前期3-2で勝利した相手に1-10で敗れた事が全てだ。
子供達には、もっと逞しさを求めたい。
言い訳なんか考えず、ピッチに立ったら、走り、戦うように。

子供達が自ら奮起し、戦えるように。
常に逆境を乗り越えられる強さを求めていく。

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