昨日のドイツサッカースクールでの事。
約40人程の子供たちが、ゲームをしていた。
たまたまコートの脇で、一年生Y 君のお父さんがスクールを見ていた。
『 こんばんは 』 と俺は、挨拶した。
『 いいですね~。子供たちみんな楽しそうですね~ 』
お父さんは、笑顔で俺に言った。
その後、しばし談笑。
お父さんは、子供たちのスクールを微笑ましく見ていた。
俺は、今までに、サッカーが嫌いになって辞めてしまう子供の話を、あちらこちらで聞く。
ウチのサッカースクールにも、今、子供がサッカーを楽しめていない、子供が純粋にサッカーを楽しめるようになってくれたら嬉しい、という願いを持ち相談にくる保護者もいる。
そして、ドイツサッカースクールを体験し、入会される方がいる。
何故、子供がサッカーを楽しめなくなるのか?
コーチに怒られ、怒鳴られている光景を、グラウンドで見たり聞いたりする。
チームに勝利至上主義が存在しており、子供のことより、勝つことが優先されている。
コーチのみならず、観戦している保護者が子供、レフリーを野次る。
それにつられて、子供たちが、他の子供にピッチ内外で罵っている。
子供たちが、利己主義になっていて、仲間意識が低くなる。
そんなこんな、色々なシーンがある。
コーチの子供たちへの振る舞いはどうなのか?
そして、子供、保護者の振る舞いはどうなのか?
子供がサッカーを楽しめない理由は、沢山あるだろう。
子供たちは、サッカーが楽しいからプレーする。
子供たちがサッカーをすることで笑顔になる。
その子供たちを見ている保護者も笑顔になる。
ドイツサッカースクールに関わる方々みんなが笑顔になる。
これらは、俺が、このドイツサッカースクールを始めた理由であり、俺のサッカー哲学だ。
スクールを見ていたお父さんに、子供が楽しそうだ、と言ってもらえる事は嬉しい。
そして、お子さんを見ているお父さんも、自然に笑顔になっている事が嬉しかった。
ぜひ、子供たちみんなが、笑顔でサッカーを楽しんで欲しいと思う。